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食べることができる幸せ

朝起きて、朝食をとる。
当たり前のことだけれども、
今日も食事をとることができる平和な状況に感謝。
そして、食材を食べる事ができる自分の体に感謝。


一人の食事は、早食いになりがち。
テレビを見ながら、スマホを眺めながら、ただ何となくパクパク食べてしまう。
気づいたらご飯がなくなってる事もしばしば。
そんなんで、ちゃんと味わった?
ちゃんと噛みしめた?
ちゃんと栄養になる?


こんな時、私の妄想癖が発動する。
ちなみに私の脳内では、すべての物が擬人化してしまう。
あくまでも、ただの妄想。



食材たちが叫ぶ。
「そんなに邪険に扱って食べるなんて、栄養になってあげないわよ」
「ちゃんと噛みしめたの?」
「私たちがあなたにとってどれだけ大切か、わかってるの?」

すみません。邪険にしてました・・。
軽く見てました。


食材の波動を受け取り、体の細胞たちも連携する。
「そんな食べ方をするのなら、栄養にしないでみんな出してやるぜ」
「今日はサボりながらエネルギー変換しようぜ。あとはみんな出口へ押し流せ」
「いや、待てよ。全部脂肪に変えてメタボまっしぐらにしてやるか」

などと、食材と体の細胞の会話が繰り広げられる。


「ごめんごめん、ちゃんと味わって食べます。ちゃんと体の事を思って食べますから」


茶番はこれくらいにしておいて。

体は、私たちが食べるものからできている。
体が機能してくれるには、食事が大切なんだよね。
でも、無意識に働いてくれているので、どうしてもそれが当たり前だと思ってしまう。
つい、ないがしろにしてしまう。


あぁ、ごめんよ。
ちゃんと体の事を考えていなかったよ、私。
きちんと味わって、感謝して食べるよ。

一口一口を意識するのは、ちょっとしんどいので、10回に1回くらいは「マジ感謝」の気持ちで食べるようにしてる。

つい忘れがちだけど、思い出しては、
「おいしい、おいしい」
「食べる事が出来て幸せだな」
って感謝することを思い出すようにしてる。

何かをしながら食べたりすると、気づいたらご飯が食べ終わってることって、よくあるから。
気を付けないとね。

そうそう、舌も本当に活躍してるよね。
ちゃんと口の中で食べ物をコネコネできるように、勝手に動いてくれる。
謎の熟練工の動き。
喉に送り込んでくれる動作も、本当にえらいよな。
魚の骨だって、スイカの種だって探し当ててくれるし。
どこで覚えたんですか?その感覚。
ありがたい。
まじリスペクト。


食べる → 消化する → 吸収する → 排出する


みんなが連携して、
私の体の平常運転を支えてくれている。
当たり前だけど、みんな頑張ってくれている。

今日の晩御飯も、しっかりと味わって食べよう。
食材さんにも、体さんにも
「いつもありがとう」
って気持ちで食べたいな。

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