ピラフドリア

独学で創作活動をしています。実況・アニメ・漫画・小説など幅広く活動中。⭐︎毎週日曜日17…

ピラフドリア

独学で創作活動をしています。実況・アニメ・漫画・小説など幅広く活動中。⭐︎毎週日曜日17時に動画投稿中⭐︎小説『世界最強の兵器はここに!?』連載中。

記事一覧

第11話『乗り込む』

参上! 怪盗イタッチ 第11話 『乗り込む』 「イタッチさん、無事侵入できたみたいですね!」  無線からアンの声が聞こえてくる。 「ああ、見張りという見張りはいなか…

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イタッチ

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第10話『お留守番』

参上! 怪盗イタッチ 第10話 『お留守番』 「どういうことだ相棒!? なんで俺が留守番なんだよ!!」  ダッチが抗議すると、アンが理由を伝える。 「ダッチさん、体…

第9話『雪の王国』

参上! 怪盗イタッチ 第9話 『雪の王国』  喫茶店の二階にある部屋。そこに布団を敷いて、ダッチを休ませていた。 「イタッチさん、ダッチさん大丈夫でしょうか?」 …

イタッチ

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第8話『ネージュ』

参上! 怪盗イタッチ 第8話 『ネージュ』  ダッチは首を傾げる。 「お前を盗み出してほしい? どういうことだ?」  ダッチが質問するが、ネージュは目を細め申し訳な…

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イタッチ

ピラフドリア
2週間前
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第7話『怪盗と雪』

参上! 怪盗イタッチ 第7話 『怪盗と雪』  一面を覆う白い世界。普段と変わらないはずの住宅街が、違う世界のように見える。  外を歩けば、足跡ができ、その足跡からど…

ピラフドリア
2週間前

イタッチ 6話

ピラフドリア
3週間前
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第6話『包囲網』

参上! 怪盗イタッチ 第6話 『包囲網』  イタッチを囲む警官達。窓から美術館を脱出したイタッチだったが、コン刑事が足止めしているうちに、フクロウ警部が駆けつけて…

ピラフドリア
3週間前
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イタッチ

ピラフドリア
1か月前
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第5話『怪盗vs新人警官』

参上! 怪盗イタッチ 第5話 『怪盗vs新人警官』  皆、危険だと言って同じ仕事をさせてくれなかった。お前は親の力でここにいる、お前は優遇されている。そう言われ続け…

ピラフドリア
1か月前
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4話

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1か月前
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第4話『新人警官コン』

参上! 怪盗イタッチ 第4話 『新人警官コン』 「チッス。今日はよろしくッス、おっさん」  フクロウ警部の向かいに立ち、頭を掻きながら適当な挨拶をする若者。まだシ…

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1か月前

第3話『勝負!! ミラネス公爵』

参上! 怪盗イタッチ 第3話 『勝負!! ミラネス公爵』  イタッチとダッチは並走して、船内の廊下を走る。すでに夜中の2時を過ぎているというのに、パーティが続いてい…

ピラフドリア
1か月前

3話

ピラフドリア
1か月前
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第11話『乗り込む』

参上! 怪盗イタッチ

第11話
『乗り込む』

「イタッチさん、無事侵入できたみたいですね!」

 無線からアンの声が聞こえてくる。

「ああ、見張りという見張りはいなかったが、警戒して進んでいく。何かあれば、報告頼むぞ」

「はい! 任せてください!!」

 アンの元気な返事を聞き、イタッチとネージュは先へと進む。通気口を伝ってお城を進んでいき、たどり着いたのは5階。
 大きな空間で、天井には

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第10話『お留守番』

参上! 怪盗イタッチ

第10話
『お留守番』

「どういうことだ相棒!? なんで俺が留守番なんだよ!!」

 ダッチが抗議すると、アンが理由を伝える。

「ダッチさん、体調が完全じゃないじゃないですか。無理をしたら次はもっとひどくなりますよ」

 さらにアンに続いてネージュも説得に入る。

「アンちゃんの言うとおり。ダッチさんは休んでください。これ以上の無茶は危険よ」

「だが、イタッチの相棒は

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第9話『雪の王国』

参上! 怪盗イタッチ

第9話
『雪の王国』

 喫茶店の二階にある部屋。そこに布団を敷いて、ダッチを休ませていた。

「イタッチさん、ダッチさん大丈夫でしょうか?」

 寝ているダッチの横にちょこんと座り、アンが心配そうに尋ねる。

「風邪気味だったところに、あんな戦闘だ。体調が悪化するわな。まぁ、安静にしてれば、問題ない」

 イタッチはやれやれとちゃぶ台に置いたお茶を飲む。

「私です。私が

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第8話『ネージュ』

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第8話
『ネージュ』

 ダッチは首を傾げる。

「お前を盗み出してほしい? どういうことだ?」

 ダッチが質問するが、ネージュは目を細め申し訳なさそうに頭を下げる。

「すみません。それについても……まだ」

「ッチ。それもかよ。まぁ良いがよ」

 頭を下げるネージュの肩をイタッチは叩く。

「安心しな。まずはここから連れ出せば良いんだろ」

「はい。お願いします」

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第7話『怪盗と雪』

参上! 怪盗イタッチ

第7話
『怪盗と雪』

 一面を覆う白い世界。普段と変わらないはずの住宅街が、違う世界のように見える。
 外を歩けば、足跡ができ、その足跡からどんな動物が通ったのか想像できる。

「イタチさん。必要なものはこれで全部でしたっけ?」

 防寒服を着込んだ子猫が、隣を歩くイタチへ話しかける。

「ああ、これで全部だ」

 イタチは子猫から木箱を受け取り、足で扉を開ける。中は暖房

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第6話『包囲網』

参上! 怪盗イタッチ

第6話
『包囲網』

 イタッチを囲む警官達。窓から美術館を脱出したイタッチだったが、コン刑事が足止めしているうちに、フクロウ警部が駆けつけてイタッチの素早く囲んだ。
 そしてイタッチは逃げ場を無くしたのであった。

「俺を捕まえる? この程度でできると思うのか」

 イタッチは折り紙を取り出し、何かを作ろうと折り始める。しかし、そんなイタッチにコン刑事がタックルをして、折

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第5話『怪盗vs新人警官』

参上! 怪盗イタッチ

第5話
『怪盗vs新人警官』

 皆、危険だと言って同じ仕事をさせてくれなかった。お前は親の力でここにいる、お前は優遇されている。そう言われ続けて来た。
 そして誰にも頼られず、信頼されなかった。
 でも──

「……異常無しっす!」

 コン刑事はお宝の展示されている部屋の壁に寄っ掛かり、無線でフクロウ警部に連絡を取る。

「なら、そのまま待機だ」

「了解っす!」

 

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第4話『新人警官コン』

参上! 怪盗イタッチ

第4話
『新人警官コン』

「チッス。今日はよろしくッス、おっさん」

 フクロウ警部の向かいに立ち、頭を掻きながら適当な挨拶をする若者。まだシワもついていない制服に身を包み、腕には高価な腕時計をつけている。
 つり目に黄色い毛皮の女性のキツネ警官。彼女の姿にやれやれとフクロウは首を振った。

「君が若くして優秀なのは知ってるが、もうちょっと態度はどうにかならないのか?」

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第3話『勝負!! ミラネス公爵』

参上! 怪盗イタッチ

第3話
『勝負!! ミラネス公爵』

 イタッチとダッチは並走して、船内の廊下を走る。すでに夜中の2時を過ぎているというのに、パーティが続いているところもあり、会場から音楽と人の話し声が聞こえてくる。
 二人は人と出会わないように、人がいるところを避けながら進んでいく。そうして辿り着いたのは船の最深部にある金庫室。

 40メートルの正方形巨大な金庫であり、ロケットが直撃し

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