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「にじいろの さかな」を大人になって読んでみて

幼稚園の年少さんに通っている娘は、毎週金曜日に絵本を借りて月曜日には返却する。

11/2(木)に借りて来た本は「にじいろの さかな」誰もが幼少期に読んだことのある絵本ではないだろうか?だが、内容を一切覚えていない…懐かしさだけ思い出せる。

5歳の娘が一生懸命ゆっくりと読み上げる。疲れたかな?と思い私が読もうとするとすぐ顔を膨らませて睨み付けるので私は笑いながら「ごめん、ごめん」と聞き手に徹するのだ。

にじいろのさかなは最初、うろこを欲しがっている魚を邪険に扱うのだがひとりぼっちになり孤独を感じてしまう。

自分は、こんなにも美しいのになぜ友達が居ないのかと他の生き物に訪ね助言をもらうのだが、その通りにして自らの鱗をうろこを欲しがっている魚に1枚ずつあげるのだ。

その魚たちと友達になりハッピーエンド、
自らのうろこも1枚のみとなる。

うーん。子どもの頃は綺麗な魚の絵本としか認識は無かったのか、覚えてなかっただけなのか分からないけど…こんな話だったのか。

なんかそんなにしないと友達になれないのか…最初、邪険にした魚たちへの対応が良くないのでは?ただただ、分かち合うことが出来て良かっただけでは無いような気がした。

「この本どうだった?全部読んでみて」
私が娘に聞いてみると
「゙おまえをまっていたよ゙のタコのとこが面白かった!」
無邪気にまた本のイラストを見返してました。

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