見出し画像

私、熊本地震を経験しました。 意識と生活の変化を、お伝えします。

怖かった、大きな地震が2回。
悪天候の中で船に乗っている様な、船酔いしそうな、数々の余震。
そこには、なんとか乗り切らなきゃ‥‥と、踏ん張っている自分が
いました。


トイレは我慢しません。

 地震の前は、「 コレをココまでやってから、トイレに行こう。」とか、キリがいい所まで、ついつい我慢していました。
でも、地震が起きたら、断水になるかもしれません。
実際に、そうなったのです。
下水管が、壊れることも考えられます。
トイレが、使えなくなるかもしれません。
知人からは、避難所のトイレも並んだと、聞きました。
だから、もうトイレは我慢しません。

風呂の湯は、次の日の入浴前の掃除まで、捨てません。

 子どもが小さい頃は「 低い水位でも危ない。溺れることもある。」そう思って、最後に風呂に入った人が、
栓を抜いて、湯を捨てていました。
子どもが大きくなっても、その習慣は続いていました。
 でも地震が起きた時、夫が栓を抜き忘れていました。
たまたまです。
そのおかげで、トイレを流す水に、困らなくてすみました。
バケツにくんで、トイレのタンクに入れて、流しました。
幸い、下水管は無事でした。
それからというもの、これまでの習慣を変えました。
風呂の湯は、すぐには捨てません。
次の日の、入浴前の掃除の際に、捨てる事にしました。

冷凍食品は、 『 自然解凍OK 』 で。

 もともと冷凍食品は、あまり買っていませんでした。
便利だけど、食費が高くなる気がして。
それに前は、外国産の食材を使った物が、ほとんどだったので、
安全性が気がかりでした。
 冷凍庫いっぱいに、買い置きしていた人は、停電でダメに
なったと、話していました。
 それでも、あったら便利。
だから私は、『 自然解凍OK 』と袋に書いてある、冷凍食品を
選ぶようにしました。
今は、食材は国産の物を使っていたり、外国産でも国内工場で
作っている冷凍食品が、目に付くようになりました。
冷凍食品も、進化しているんですね。

眉毛の描きかた

 地震で、いつ中断してもいいように、右→左→右→左 というように
ちょっとずつ描くようになりました。
だって避難した時に、片方だけしか描いてなかったら、会った人が
ビックリするだろうし、何より恥ずかしいので。

 熊本地震を経験して、生活していく中での意識も、習慣も
変わりました。
その事を、誰かと共有できたら‥‥、そう思いました。


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?