見出し画像

人生を眺める

他人の人生を見ているのは面白い。

自分にはまったくフィットしない価値観があって、そこから産まれる悲劇や喜劇がある。出来事をどう受け取るかというのはひとそれぞれで、それによって未来はかわっていく。

自動販売機にお金を入れて、ジュースが出てこなかった時、自販機をぶん殴ってしまう人もいれば、その場で「まじかよ」と笑いだす人もいるのだ。
どちらがいいとかではなくて、もうその時点で道は分かれてしまい、どちらの道にも物語は待っている。

長い付き合いの友達が何人かいる。
変わらない奴もいるし、変わった奴もいる。
ただ、昔から知っているということは、その人の光を知っているということだ。

大人になってゆく中で、その光がくすんでいくこともあったり、輝いてくることもあったりする。別の部分が光ってくることだってある。

その輝きのせいで悲劇が生まれたり、そのくすんだ暗さのせいで喜劇が生まれたり。そんな物語の予感を感じる時、「あぁ、人を分かった気になっちゃいけないなぁ」と思う。

憧れや蔑みは、絶対的なものじゃない。

嫌いな部分をみると、なんでそんな風に考えるんだろうとか、そんなこと言わなくていいのにとか、ネガティブな気持ちが産まれるけど。

でも、嫌いなその部分が、その人のパワーの源かもしれない。
あるいは、憧れるその部分は、他人には蔑みの対象かもしれない。

いずれにしたって、すべてが人生を彩っていく。

同僚。友達。家族。僕はだれの人生を、どこまで見ていられるだろうか。








僕をサポートすると宝クジがあたります。あと運命の人に会えるし、さらに肌も綺麗になります。ここだけの話、ダイエット効果もあります。 100円で1キロ痩せます。あとは内緒です。