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決勝戦の前から意識しているのは初めてです、M-1グランプリ

今、私を救ってくれている、お笑い芸人の方々。


お笑いの賞レースは数々あるが、なんといっても、私がずっとTVで観てきたのは『M-1グランプリ』だ。


一昨年、若手の『霜降り明星』が優勝。

昨年は、TV出演のほとんどなかった『ミルクボーイ』が優勝。


M-1が、ここにきて盛り上がりを見せている。

また、コロナさんの中でストレスの多い生活を強いられている状況も相まって、今、心を明るくしてくれる”お笑い”自体の需要が高まってきている。

無観客でのR-1ぐらんぷり、キングオブコントなどの賞レースが続いたが、ここ最近はお笑いLIVEも徐々に、お客さんを入れてのステージが増えてきた。

コロナさん第3波、と言われている中で、M-1決勝戦の12月にどのような状況になっているのかは分からないが、TVでしか大会をたのしめない私のような人間(主に地方民)にとっては、応援している芸人さんに、TV放送のある決勝戦まで勝ち進んでもらうことを願うばかりだ。



、、、、、、なんて、決勝戦の前からこんなに意識するのは初めてのことだ。完全に今、お笑い中毒だ。




今日、準決勝進出組が決まった。

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※M-1グランプリ公式Twitterより。


私が、いちばん決勝で観たいのは、

『ニューヨーク』『ぺこぱ』そして『号泣』だった。


号泣は、準々決勝敗退のようだ。

号泣は、今は手相占いの芸人としておなじみの島田秀平さんが、以前(12年前まで)組んでいたコンビ。

YouTubeのドッキリから、M-1に参戦する=コンビ復活することになった。

前半のドキュメントが結構感動する。


この動画で、正式に復活の流れとなった。


12年ぶりに漫才をする、しかもボケの赤岡さんは今お笑いやメディアの仕事からは離れているのに(劇団を作っている)、すごい決断だなと思った。どこまであがってくるかがたのしみだった。

NHKの爆笑オンエアバトルで名前をよく聞いていたので、注目していた。今後、2人はどうするのかも気になるところ。



さて。


準決勝にコマを進めたニューヨーク、ぺこぱ。



ニューヨークについて。



もう、こちらに書いた通りなのだが、昨年の決勝戦を観ていて、トップバッターで出てきた彼らの歌ネタ、そして、天下の松本人志さんに「笑いながらツッコむのが好みじゃない」と言われ、

「最悪や!!!!」

とその場で嘆くツッコミの屋敷さん。魂の抜けた顔の、ボケの嶋佐さん。


最初に出てきて、ここで何もなく終わったら何も残せないと思い、あえて叫んだそうだ。

これはやっぱり、私の印象にははっきり残ったし、結果が最下位だったらしいがそういうことは感じなかった。とっさの判断でインパクトを残したのは大正解だ。実際その件は結構話のネタになっている。


キングオブコントでは見事に準優勝をおさめ、ここでも審査員をつとめることとなった松本さんに「コントはおもしろい」と言わしめた。


今回は ”松本さんに「漫才もおもしろい」と言われたい” と意気込んでいる。



YouTubeを毎日更新しがんばっている。芸風に若干棘があり一見見えないけれど、実は謙虚さとアツさを秘めているんだと、観ていく中で伝わってくるものがある。後輩からの支持も厚いコンビのようだ。

最近、キングオブコントの効果もあってメディア出演が増えてきているタイミング。体の心配はあるけれど、


この2人は決勝に行くはずだ。

、、、、、、なんとなく確信はある。


照れずに

「最高や!!!!」

と言う屋敷さん、涙の嶋佐さん、という光景が見たいし、少なくともここ数年のうちに見せてくれるだろう。


松本さん、見ててくださいね! ←保護者になってしまう




ぺこぱについて。



もうご存じの通り、今やメディアにひっぱりだこのぺこぱ。


驚いたのは、私がこの記事を書いたらあっという間に、この記事を載せたTwitterが拡散され、見たことのない72という数の”スキ”を頂いたこと。

私のTwitterアカウントは一般の方をほぼフォローしていないので拡散能力がないはずなのに、、、、、、

私がこのnoteをはじめてから、いちばんスキを多くいただいた記事になった。


決して文章能力とかじゃなくて、この”ぺこぱ”という存在の影響力が成し得たことだと思う。

”ぺこぱ、すごい、、、、、、”

と圧倒された。


忘れもしない、昨年2019年のM-1。

ニューヨークとは反対で、ラストに登場したのが彼らだった。

紹介するまでもないが、「ツッコまないツッコミ」、そしてキャラの強い松陰寺さんの存在感。

衝撃の最終組が、最終決戦に勝ち上がった。

結果は3位だったが、順位とかそういうことよりも、彼らの与えたインパクトはものすごかった。


メディアに露出すればするほどににじみ出るやさしい人柄と、漫才では隠れていたシュウぺイさんの不思議な世界観。

彼らこそ、”今年TVで見ない日がなかった” タレントではないだろうか。


とにかく、多忙極まりないと思う。

一昨年までのバイト三昧の日々から、一気に生活が一変した。

そんな、ただでさえ目の回る日々のなかで、彼らが今年もM-1にエントリーしたこと。

松陰寺さんのブレーンである松井勇太さんが、出場することを決めた経緯を、長い文章で語っている。


コロナさんの中、漫才ができる機会が目の前にあるから。

理由はそれだったようだ。


ただ、最近になってやはり、意気込みは強くなってきたようで。


松「優勝しないと失うものが多すぎる」

シ「年末を盛り上げに行きます!」


このふたりだから、いいんだろうなぁ。

というか、M-1出場きっかけでメディアに出始めたばかりの、昨年末や今年のはじめあたりのシュウぺイさんを思い返すと、こんなにしっかり話せるようになったか、、、と感慨深い、、、、、、




今年のM-1準決勝進出者が発表になって、

実力のある『四千頭身』や、メディアでもネタがウケている『ミキ』『EXIT』などが敗退。


驚いたが、そういえば昨年も、決勝9組中7組が初登場だった。


人気とかだけじゃない、そのときの”実力”が問われる大会。



だからこそ、この『ぺこぱ』がここに残っている凄さは際立つ。


メディアに毎日のように出ていて、ネタも昨年からずっと知られていて。


もしかしたら、YouTubeで公開された2回戦のときのネタとは違う、すごく強いカードを持っているのかな?

と、勝手に思ったりする。






これから挑む漫才師の皆さんが、どうかとにかく健康で、思う通りの漫才ができる環境で、ネタを披露できることを願っている。



第3波、というだけで不安で仕方ない鬱病人間だけれど、自分も今、いろいろ動き出したし、物理的にも移動するようになったので、とにかく対策はしすぎることはないからがんばろう。

疲れたらちゃんと自分で疲れたことに気づいて、日課で自分を縛り付けずに休もう。心身の健康が第一。



秋から冬に向かう鬱増しの時期だけど、お笑いにたくさん救われているので、芸人さんたちにはどうか、たのしくあってほしいし、苦労しているならば、報われてほしい。


がんばっている、すべてのひとに幸あれ。

そして自分も。




明日も、笑える瞬間がすべてのひとにありますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。