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”ファン”としての在り方

今、私が応援している、とあるひとが炎上中だ。

理由はもちろんあるが、考え方なんかひとそれぞれだし、自分の考えや思いを話しただけでたくさんのひとに叩かれる、、、厳しい世界だ。

私が鈍感なのか分からないが、彼が今の今起こった出来事を、いつも以上の人数が集まる期待しかされていない場で、ひとりで話し、胸の内を、生配信で語るなんて、それができるだけで”がんばったなぁ”なんて思うし、とりあえずはお疲れさま、ゆっくり寝てほしい、と思っていた。

でも、見なきゃいいのに、Twitterを検索すると、彼に対する批判的なコメントがこれでもかというくらいに並んでいる。そこまで叩かれる必要があるのだろうか、、、たとえ自身が蒔いた種だったとしても、彼は今、どんな思いでいるだろうか。眠れるような状態だろうか。私は、一つ心配事ができるとそのことで頭が占領されてしまい、自分の心がやられてしまう状態なので、、、勝手に心配になる。

とりあえず、このことに関わっている別のYouTuberさんのファンの方に叩かれることも覚悟で、自分のポジティブな思いとゆっくり寝てほしいことを彼にリプライし、寝た。

朝、彼の配信した動画の、視聴者からのコメント欄を、見なきゃいいのに、見ていたら、思った以上に、そのYouTuberさんのファンや、彼のファンまでもが批判的なコメントを多数寄せていた。

うわ、、、、、、、

彼が、元々精神的に強くなく、真面目で情にアツいこと、など、様々な面から考えて、非常にまずいなと。

ただ、よくよくコメントを見ていくと、納得できることも書かれていた。これからに生かせるといいなぁ。

その上で、怖かったけど、自分もコメントさせてもらった。

彼は、何度もどん底を味わったはずだから、這い上がるだろう。


批判でも、建設的な意見を言うのは良い。

ただ、みんなと一緒にやっつけようとか、汚い言葉、人権侵害でしょって言葉を容赦なく浴びせるのは、いかがなものか。自分は顔も、名前も出さないで、、、

少なくとも昨日のTwitterを見てて、私は、その出来事に関わったとあるYouTuberさんのファンのことを怖いと思ったし、悪い印象を受けてしまった。あくまでも、YouTuberさんご本人ではなく、ファンのひとたちを。


ファンって、その有名人の鑑になったりする。

どんなに、そのひとの発言、していることが正しいとしても、だからって標的を作って叩いたり、一斉に攻撃しているのを見ると、まず間違いなく世間からはその有名人自体にいい印象が持てなくなったり、「あのひとのファンって怖いよね」と思われたりで、何もいいことがない。意見を信じるのは良いが、盲目になってはいけないと思う。


私は、アーティストのファンとして”推し事”をしていたりもするので(今はお休み中)、考え方が人それぞれなのは当然だけどその上でも、自分を”ファン”と言える最低限の条件がひとつだけあるのを学んでいる。それは、


本人の顔に泥を塗るようなことをしないこと。


これはもう、絶対だ。

あとは、どんな応援の仕方でも構わない。FCに入っていようがいまいが、リリース作品を全て揃えていようがいまいが、LIVEに絶対行こうが行けなかろうが。すきなのであればファンと言っていいと思う。

例えば、グループの中で推しが被っただけで喧嘩とか(今もあるのかな)、ファン同士での派閥とか、自分の推しと比べて他の有名人を叩いたりとか、そんなのが周りから受ける印象なんて、大体わかるもの。

実際、ファン同士の人間関係が原因で、そのひとのLIVEに行きたくても行けないというファンの子がいた。


私がすごいなぁと思うのが、L'Arc-en-Cielのファン=「ドエル」さんだ(ドS、ドMから派生してドL'と名付けられた)。

今はファンアカウントを持っていないが、私は以前Twitterでたくさんのドエルさんとつながってやりとりをしていた。

来年30thを迎えるラルクのファン層は厚く、往年の大人なROCKファンから、近年ファンになった学生さん、あるいは長年のファンが親になり家族でLIVEに参加する、なんなら3世代で、、、というひとたちもいたはず。

SNSがなかったころからのファンと、身近に当り前にSNSのある環境を生きるファンが共存するなかで、例えば。

会員以外内容を公表してはいけないお約束で配布されるFC会報、それを「届きましたー!」と、普通に写真付きでSNSにUPしてしまう若いファンがいたら、

”FC規則を分かっているか”

”まだ地域によって届かなくて楽しみに待つファンの気持ちを分かっているか”

など、”よくないことだ”と直接指摘したり、注意喚起のツイートを拡散したりするようなことが、ファン同士でちゃんと行われていた。

建設的な意見が、ファン同士で交わされていたのだ。


何かあっても基本は、「メンバーに心配をかけないように」「ラルクに泥を塗ることがないように」だった。

ソロLIVEには行ったことがないのだが、HYDEさんのソロ、オールスタンディングのLIVEハウスで、HYDEさんを近くで観たくて何度も前に押し寄せて危険な場面をファンが作ってしまったとき、HYDEさんのほうからご意見があったり、ユーモアで危険を防ごうと、HYDEさんご自身が尽力していた。SNS上でもそれはわかった。「HYDEさんに言わせちゃだめだよ」「心配かけちゃだめだよ」と、たくさんの声が」あがっていた。フェスにHYDEさんが出演したときに、「HYDEさんのファン怖い」とほかのお客さんがツイートしていたときも、「こんなこと言わせちゃだめだよ」と声を掛け合って、みんなでよくしよう、よくしようとしているのが伝わってきた。

ファンは、そのひとがパフォーマンスする上で余計な心配事を増やしてはいけないし、ファン以外の方に迷惑をかけることは、そのアーティストの顔に泥を塗るようなことだから、あってはならない。そう教えてくれたのが、ドエルさんたちだ。


たとえ、応援するひとが”世間の意見なんてどうでもいい”キャラクターであったとしても、だいすきなひとのイメージが悪くなると、お仕事が減る、マスコミに叩かれる&謂れもないことを書かれて生活、仕事がしにくくなる、ひとつもいいことがない。

それは、そのひと自身の責任でもあるけど、ファンとして力になれるのであれば最低限、すきなひとに恥じない行いをすることだと私は思っている。


LIVEの後、パレードの後、ごみがひとつも落ちていなかった。なんてことが時々ニュースになっていますよね。

こうなると、このアーティスト、アスリートなどなどの好感度は絶対上がる。だって、ファンが素晴らしいのだから、ご本人が悪いひとなわけはない、と思うのが普通だと。


そういう、”ファン”でありたいなぁと、誰かを応援するときはいつも意識するようになった。

さあ、書いている間に、応援中の彼に動きがあったようなので、ちょっと、ポケットマネーを頑張って出して、思い切って、ブログを覗いてこようかな、、、



がんばれ、カジサック!!!!


あなたがここから這い上がることが、私の希望になります。

私が鬱病から這い上がろうとしているのは今、自分の場所を見つけて輝いている梶原雄太さん、あなたの存在があるから!!!!

きっと、大丈夫。

あなたの努力、やさしさは、報われる。

信じています。

これからも、たのしませてもらいます♪



みんなの努力、真面目な姿勢、やさしい気持ちが、報われる日が来ますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。