家族を愛する男

小金持ちから借金生活に転落。今も新しいビジネスに挑戦。家族を幸せにしたい。現在、お金に…

家族を愛する男

小金持ちから借金生活に転落。今も新しいビジネスに挑戦。家族を幸せにしたい。現在、お金に困ってる人もそうでない人も、激動の2020年の今だからこそ読んでもらいたい。

最近の記事

番外編:コロナ禍で溢れるあなたの不安はお金?命?

毎日、変な夢を見る人が多いという。 長引く外出自粛という未だかつて経験したことのない毎日のストレスが引き起こしているのだろう。 僕はというと、、、ほとんど夢を見ない。 毎日、完全燃焼で疲れ果てて寝ているからかもしれない。 こんな状況でも、毎日すぐに寝れる。 そんな自分を褒めてあげたいし、そんな毎日に感謝したい。 僕は何年も寝れない日々を過ごしたことがある。全財産があっという間に無くなって、借金だけが増え続け、これからどう生きていけばいいのか全くわからなかったあの日

    • 4話. 運命の出会い〜プログラマー人生の始まり

      時は2000年台、ITバブルはとっくにはじけていたが、僕は大学の卒業論文を手書きで書いた男だ。つまり、大学を卒業するまで、ほとんどパソコンを触ったことがなかった。 そんな僕の職業はプログラマー。しかも腕には自信がある。 人生は本当にわからないものだ。 僕は大学では機械工学を専攻していた。高校の担任の先生から勧められたのと、特別何かしたいことがあったわけでもないので、なんとなくこれでいいかという軽い気持ちで大学に入った。 だが、僕の学部は単位取得が難しく、多くの学生が留年する

      • 3話.勉強ができると退学にならないと知った高校時代

        中学に入ると、見事なまでに環境が変わった。生徒のどこをどう探してもヤンキーは一人も見当たらない。比較的裕福な家庭の子供が多く、公立の中学に入ったらイジメられるか、なじめなさそうな雰囲気を醸し出した、いわゆる「変わった子」と言われる部類の子供が多かった。 そして、最も環境の違いを感じたのが、「勉強ができる生徒は敬われる」ということだ。これまで、小学校ではガリ勉と言われていた子供であっても、この中学では勉強が出来る生徒は一目置かれる存在になる。 受験で勉強に目覚めていた僕は、

        • 2話.ヤンキーだらけのド田舎育ちのただバカな小学生が勉強を始めたら

          こうやって、恥ずかしげもなく豪語している僕ではあるが、事前に僕について知ってほしいことがある。僕はどうやら“普通の人間ではない”らしいのだ。妻は初めて会った日に僕のことを「頭がおかしいと思った」と言っていた。そして、10年経った今も「この人は頭がおかしいから仕方ない」と妻は僕の行動に対して理解を示してくれている。というか、そう思うことでしか理解ができないのだと言う。 “普通”という言葉は、日常的に使われる言葉ではあるが、“普通”と“普通ではない”ことの明確な線引きというのは

        番外編:コロナ禍で溢れるあなたの不安はお金?命?

          1話.明けない夜はない〜全財産を失って

          2009年、僕はのちの妻となるヒカリにこう言っていた。 「俺は死にたいなんて一度も思ったことがない。だから、死にたい人の気持ちがわからない」 2019年、その言葉を発した10年後、僕は妻となったヒカリにこう言ったのだ。 「死にたい。……俺、死んでもいい?お願いだから死なせて 」 人生は、何が起こるかわからない。 今、人生が最高の人も、最悪の人も。 これからの人生は何が起こるかわからないのだ。本当に。 「成功者は、一度は必ず人生のどん底を経験する」 僕はずっとこ

          1話.明けない夜はない〜全財産を失って