見出し画像

紅白歌合戦にみる「個」の喪失

昨年も書いたのですが、僕はグループの歌手が
苦手です。
まず、顔を覚えられない。
誰が誰だかわからない。
グループの名前もカタカナや英語でわからない。
みんなで歌うので、一人くらい下手でもわからない。
ましてや48人もいたら上手いも下手もない。

まあ、グループの限度は4人だね。
ビートルズが4人だったのは個性が生きる。
大勢だと個性すらない。

で、今年の紅白はジャニタレがなくなったので、
「おお、これでグループが減るのか!いいぞ!」と
思いきや、全然減らないじゃないか。🤣
顔出しもしない奴がいるかと思うと匿名もここまで来たかと思う。

僕が(僕だけじゃなく日本中が)紅白を見ていた1975年頃は
紅組のグループはわずか2組。
白組は5組だった。

昨年は紅組が9組、白組が14組だった。

そして2023年の今年は
紅組が10組、白組が12組で、何も減っていない。

しかも白組なんか、ほぼほぼ髪ボサボサの大勢のグループが連続で
出るので、全く区別がつかない。🤣

昔は「個」が強かったのだ。
今は「個」が弱くなり「集団」の力を借りないと歌えない。

なんとも情けない状態である。

NHKは国営放送なんだから🤣
若者に媚びたり視聴率を気にする必要はない。
代案を出そう。

7時に始まったら、まずは「懐メロ」をやる。
年寄りは早く寝るから9時まで2時間、たっぷりと歌謡曲を聞かせてもらいたい。
「舟唄」なんか、じっくりとあぶったスルメを食べながら聴きたい。

9時からは後半戦、11時まで若者の歌をやる。
グループでも韓国人でも宇宙人でもAIでもなんでも良い。
年寄りはもう寝るから。笑。

まあ、無理か。
今年も愚痴を言いながら大晦日を迎えることになりそうだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?