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バーチャルは体験ではありません偽物です

ボクは「チョーク1本で授業ができる教師」をめざしてきました。
「チョーク1本で授業が出来ないでどうする!」という気構えで。
ICTや写真や教育機器の助けを借りずにやる授業。


もちろん、それらが子どもたちの思考を助け、「自主的な思考」
を促す手段になれば、使うことに何ら異は唱えません。

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それより、「グループワーク」(班での話し合い)、実際の
体験学習、これらこそが、子どもたちの心に残り、「楽しい授業」と
なると信じ、今まで行ってきました。

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今度の文部科学省の新指導要領
答申では、やっと「アクティブラーニング」という言葉で表されています。
30年前からボクがやってきた「アクティブラーニング」がやっと
取り入れられるかと思うと複雑な思いです。


*********これは7年前に書いた文章です。


新学習指導要領はその後、施行されましたが、コロナ禍もあり、
「話し合い学習」や「実体験」がまるで無くなってしまいました。


画面で工場見学したりひどいのになると修学旅行をパソコン画面でやったりして馬鹿じゃないのかと思います。

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人は人を介して人間になるのです。


そこは譲ることができない教育の原点です。
経験、体験こそが血となり肉となるのです。
バーチャルは所詮、架空の世界です。

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