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デンデンムシの悲しみ

梅雨の季節。
カタツムリがアジサイの木にいました。
カタツムリは通称です。

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「カサのようなつぶら」という意味です。
つぶらな瞳のつぶらです。
小さいという意味です。

本当はマイマイと言います。
〇〇カタツムリとは言いません。
〇〇マイマイと言います。

カタツムリは貝の仲間です。
しかし陸上で生活できるので有肺目です。
カタツムリの殻には悲しみが詰まっている
と言ったのは新美南吉。
そう「ごんぎつね」の作者です。

悲しみは自分だけではないと
安心するのです。

カタツムリは「走行性」と言って
「上に登る性質」があります。


板に貼り付けるとどんどん重力に逆らうように上に登ります。
悲しみを振り払うように。


1年生を受け持っているときそのことを
子供たちが発見し、論文にしたのが
静岡市の教育論文で優秀賞をいただきました。

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紙を食べます。
オレンジの紙を食べさせるとオレンジのウンチをします。
エスカルゴは食用にしますが
日本のカタツムリもウンチを全て出して食べることができます。
日本のはあまり美味しくないです。


寄生虫が多いので触った後は手を石鹸で洗ってくださいね。

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