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今の若者は名作映画を見るのでしょうか

今の若い人は古い名作映画を見るのでしょうか?

僕らが学生時代は東京の三番館と言われる映画館があって名画やちょっと古い封切りされた映画を3本立て700円くらいでやっていました。

3本立てですから単純に3×2時間=6時間も映画を見続けるわけです。

今のように予約制、一話交代制ではなかったので、ずっと居座ります。
前の方の座席が開けば、移動して座りました。


僕は下宿のお姉さんにお弁当を作ってもらい、大学へ行かずに映画館へ行き、一日中、映画を見ていました。🤣

「ひまわり」「エデンの東」「自転車泥棒」「戦艦ポチョムキン」「ローマの休日」「カサブランカ」「明日に向かって撃て」「太陽がいっぱい」「理由なき反抗」「風と共に去りぬ」・・・・


今でも映像が目に浮かびます。
当時の僕からしてもこれらの映画は「古い映画」でしたが、名作と言われるものだけに、感動して涙を流したものです。

今でもこれらの映画は検索して様々なメディアで見ることはできるのでしょうが、やはり映画館で見るのとテレビサイズで見るのとは感動が100倍くらい違います。

今はNetflixやAmazon primeビデオで見るのですが、どうも印象に残っていません。

映画館で見た映画は印象に残っているのに、「この映画見たっけか」という映画が増えました。

それは歳とって、忘れっぽくなったこともあるかもしれませんがそれ以上に「若い時の感動」がいかに大事かということだと思います。

カサブランカより

当時は、これらの名作映画と封切り映画とは区別されていたのです。もちろん封切り映画も見ていたのですが、それらは今でもいい思い出です。

「ジョーズ」「カッコーの巣の上で」「恐怖の報酬」「ゴッドファーザー」「小さな恋のメロディ」「燃えよドラゴン」「オーメン」「未知との遭遇」「エイリアン」「キャリー」「愛と青春の旅立ち」「シャイニング」「時計じかけのオレンジ」「アマデウス」「スターウォーズ」「プラトーン」・・・・

そう考えると、ネットの普及は映画を簡単に家で見られるけれど感動は少なくなってしまったなと思わざるを得ません。

やはり、映画館という特別な場所で見るのがいいのですね。
便利が必ずしも良いことではないと思うのです。

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