見出し画像

気になる福島県の話題【福島駅東口再開発、イトーヨーカ堂閉店、開成山公園リニューアル】2024年前半


➀郡山開成山公園リニューアルオープン
➁福島駅東口再開発
➂福島、郡山でイトーヨーカ堂閉店


➀郡山 開成山公園park-PFIにより整備
開成山公園が生まれ変わりました。
民間の優良な投資を誘導し、公園管理者(市)の財政負担の軽減を図るとともに、老朽化した公園施設の改修や新たな収益施設導入等により、都市公園の利便性・魅力・防災機能の向上等をはかるPark-PFI事業、指定管理者制度による整備が行われ、4月より順次利用できるようになりました。
先日初めて訪れましたが、整備されていてすごく良かったです。少し難点は駐車場が2時間無料以降、有料になったこと。
なんといってもカフェや飲食店が入り、今まで学生時代から春夏秋冬利用させてもらって居心地はよかったものの、他県から友人や親戚が来たときにお勧めするには物足りないような公園だったので今回の整備はナイス品川市長といった感想を持ちました。

➁福島駅東口再開発
福島駅、旧中合跡地再開発問題に関する規模の縮小が進みます。商業地としての打診を全国の企業に打診するも、商圏として成り立たないとの回答があり、また市はホテルの誘致も断念しました。
今後は飲食店やオフィスが中心となった計画を進めていくようですが、空白期間や、これ以上開発が順調に進まない場合は県都JR福島駅の顔ともいえる東口に広大な空き地が存在するという事態になりかねません。
福島市の求心力の低下がこれ以上進んでしまうと県としての魅力低下は避けられません。
市民参加型の討論会を重ねているようですが、市民からは意見が反映されてるとは言えないという意見が多く、行政だけではなく市民や民間企業の声を存分に聴いた実りある議論を求めます。

➂福島、郡山でイトーヨーカ堂閉店
福島駅西口の福島店はGWに閉店、郡山市西の内の郡山店は5月末に閉店します。郡山店は2025年2月をめどにグループ企業のヨークベニマル
が旗艦店として整備しなおすとのことで、さすがお膝元企業といった様相ですが、福島店については新規店舗の状況は現時点では未定のようです。
福島駅東口は中合百貨店が閉店し、西口もヨークベニマルが閉店となると東西の核店舗がなくなり駅の更なる求心力の低下となることは明白です。
JR福島駅は東北新幹線と山形新幹線の分岐部でもあり、山形新幹線へのアプローチ線が新設されるなど、交通の結節点でもあり、なにせ福島県庁所在地なのです。
近隣の伊達市にはイオンモール北福島が新設されますが、この開発に横やりを入れて縮小させたのも福島市なのです。結果的に福島県最大のイオンモールは郡山日和田ショッピングモールフェスタに出来上がります。
郡山駅にはうすい百貨店やイオンタウン、中心部にはザ・モール郡山やイトーヨーカ堂閉店後店舗などが存在し、同じ人口30万前後の都市とは思えないような両都市。
これ以上の福島市の迷走政策は福島県全体の地盤沈下の原因となります。
厳しい目で注視していきたい。場合によっては意見などを上げて参加していきたい問題です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?