見出し画像

7月劇場公開映画!わたしが注目する9作品(2024)

観る映画のチョイスがややコア気味になりつつある私が、7月に劇場公開される作品の中で注目しているものを、まるっと紹介します。頭に「★」がついているものは、とりわけ楽しみにしている作品です。
※参考リンク:私が昨年観た映画今年観た映画

ちなみに私、映画は鑑賞前に極力知識を入れないようにしているので、内容の紹介はほぼありません。公式サイト(あるいはWebメディアの記事)へのリンクと、私のテキトーなコメントだけ添えてあります。ご容赦ください。
もしよろしければ6月の記事もありますので、下記リンクからどうぞ。


【7月5日(金)公開】

■『SCRAPPER/スクラッパー』(シャーロット・リーガン監督)

[コメント]
わたしもなんやかんやで、「事前に知識を入れない」と言っておきながら、実はうっすら内容を把握していることが多かったりするのですが、この作品については今のところ本当に何も知りません。ではなぜみるのか。海外での評判がよいから、です。単純……。といっても6月中にどこかで一度くらいは予告を目にしそうですけどね。せっかくなので公式サイトのイントロダクションから一部抜粋してみます。参考にどうぞ。

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』を思わせるポップな色遣い×社会福祉の脆弱性を見つめたテーマ性、『aftersun/アフターサン』『カモン カモン』にも通じる、どこか機能不全な“親子”の交流と成長を通して、どこかで欠けているけど、ぎこちなくて愛おしいふたりの姿を映し出す、オリジナリティあふれる感動作が誕生した。

映画『SCRAPPER』公式サイトより

■『フェラーリ』(マイケル・マン監督)

[コメント]
『SCRAPPER』と打って変わって、こちらは海外での評判がさほど良いわけではないのですが、「フェラーリ」という題材に興味がありました。かといって車やF1に興味があるわけでもないのですけど……。あと、マイケル・マン監督の作品は『ヒート』しか観たことがないので、監督の作品に触れるよい機会かも、と思っています。


■『Shirley シャーリイ』(ジョセフィン・デッカー監督)

[コメント]
アメリカでは2020年に公開されていたらしいのですが、4年の時を経て日本でも劇場公開されることとなりました。おそらくコロナ禍で機を逸したのでしょう。海外での評判は上々。内容は全く知らなかったのですが、上映館が「TOHOシネマズ シャンテ」と「シネマカリテ」と「YEBISU GIRDEN CINEMA」なので、ターゲットがうっすら想像できて面白いです。気品のある美術や衣装に美しい映像といった雰囲気なのかな、と予想しながら予告動画を見たところ、まさにそんな感じでした。思っていたよりダークだったけど……。


【7月12日(金)公開】

■『エンドレス・サマー デジタルリマスター版』(ブルース・ブラウン監督)

[コメント]
1960年代中頃のサーフィン映画だそうで。ちらっと公式サイトを覗いてみたら、賞賛の文句がびっしり並んでいるし、なんでもドキュメンタリーとのこと。60年も前のドキュメンタリー映画がデジタルリマスター化されて劇場公開されるってあまりないことのように思うので観てみます。サーフィンやサーファーと全く縁のない人生を送ってきた私、サーフィンに目覚めてしまうかもしれません。


■『メイ・ディセンバー ゆれる真実』(トッド・ヘインズ監督)

[コメント]
『キャロル』のトッド・ヘインズ監督の新作ですね。今年のアカデミー賞の脚本賞ノミネート作ということで興味あり、です。


【7月19日(金)公開】

★『墓泥棒と失われた女神』(アリーチェ・ロルヴァケル監督)

[コメント]
私、このアリーチェ・ロルヴァケル監督の前作『幸福なラザロ』が結構好きだったんです。今回の新作も映画館で予告を観た時、主人公と思われる男の佇まいに前作と似た雰囲気を感じ、非常にワクワクしまして。というわけで今月最も期待している作品がこちらになります。


■『HOW TO HAVE SEX』(モリー・マニング・ウォーカー監督)

[コメント]
去年のカンヌの「ある視点」部門でグランプリを受賞した作品だそうです。みます。


【7月24日(水)公開】

■『デッドプール&ウルヴァリン』(ショーン・レヴィ監督)

※公開日が変更されました。

[コメント]
MCUはたぶん全作観ているので、新作が公開されたら観に行くのがもはや習慣になっています。なかば惰性ですが。といっても半年以上ぶりの新作、かつ他のヒーローとは異質な破天荒キャラ「デッドプール」ですから新鮮さもあり、いつもより期待度は高いかも。そういえばデッドプールのMCUデビュー作でもあるんですね。発表されてから随分経ったのでその認識が抜けかけていました。


【7月24日(金)公開】

■『ロイヤルホテル』(キティ・グリーン監督)

[コメント]
昨年日本で公開された前作『アシスタント』が記憶に新しい、キティ・グリーン監督の新作です。前作で映画制作会社の内部で常態化するやりがい搾取/性的搾取をリアルに描いた監督が、どのような映画を新たに撮ったのか。観るのを楽しみにしています。


【様子見】

以下の作品は、公開後の評判をみながら、良さそうなら観に行きたいと考えています。

■7月19日(金)公開/『化け猫あんずちゃん』(久野遥子監督・山下敦弘監督)

■7月19日(金)公開/『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(グレッグ・バーランティ監督)

■7月26日(金)公開/『カミノフデ 〜怪獣たちのいる島〜』(村瀬継蔵監督)


以上です。7月も皆さんの映画ライフが素敵なものとなりますように。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?