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良いスタートを切るために

10月も早や二週間が過ぎ去った。
一日一日があっという間で、
新しいことに取り組むというのは
かくも集中力が要るのか、
ということを改めて痛感している。

スポーツの日があったので、
二週間と言っても稼働日は9日。
最後の3日間は、久々のオフィスへの
通勤ということで、殊に時間の流れが
とてつもなく早かった。

新しい会社に入ると、
新しく覚えなければならないことが
当然ながら沢山ある。

今回の転職(社)で7社目となるので、
さすがに同じような経験を7回もやって
いると、ある程度手慣れたところも
あるかもしれない。

出来る限り速やかに職場の基本的な
ルールを覚え、その場に馴染む
ために、
自分はどんなことを意識的、あるいは
無意識的にやっているのか、少しばかり
考えてみた。

順不同で意識的にやっていることを
挙げると、まず「Glossary」を作ること
がある。
日本語にすると、「用語集」

どんな会社でも、略語が沢山飛び交う。
特に外資系では、アルファベット3文字
略語がやたらと多い。
時折2文字や4文字も混ざるが、
大抵は3文字である。

他の会社と共通する略語もそれなりに
あるものの、やはり微妙に言葉遣いが
違うことが多く、それらを正確に覚える
ためにも「用語集」を作ってしまうのだ。

書き出すだけで、かなり覚えやすくなる。
また、たとえすぐに覚えられなくても、
「用語集」を見ればすぐに分かるという
安心感が生まれる
点が何より重要。

続いて、やはり第一印象というのは
極めて大事
なので、上司、部下、同僚と
初めて会う際に、きっちり明るく元気な
姿を見せるということも意識している。

ちなみに、第一印象と言えばこの本。
最初の15秒ですべてが決まる!
そんな衝撃的な話を読んだのは、
新卒間もない頃だったので、
もはや25年位前だろう。
30年以上前の本だが、
そのエッセンスは今も通用する。

他に意識的にやっていることとしては、
中途社員向けに行われる導入研修で、
代わる代わる講師を務めてくれる方々に
興味を持つ
、ということだ。

どんな人が、どんな仕事をしているのか。
社内でどのように動いているのか。
相手に、誠実に関心を寄せるのである。

関心を持たれて、イヤな気になる人は
ほとんどいない。
だから関心を寄せるべきだ、などと
打算的な物言いをしたい趣旨ではない。
あくまでも、講師役の社員に関心を寄せる
ことで、教わる内容の理解や定着が早まる
からである。

無意識的に、何かやっているかをしばし
考えてみたのだが、こちらはなかなか
思い付かなかった。

しかし、改めて考えてみると、3つ目に
挙げた内容・社内導入研修の講師に
関心を寄せるというのは、
長らくの間無意識のうちにやっていた
ように思われる。

元々、「人」に比較的関心を持ちやすい
タイプだった。
それが、結果的に色々メリットを生む
ことにいつしか気付き、顕在意識化
されたような気がしてきたのである。

いずれにしても、対象に興味を持つ、
熱中する、没頭する、そうなってこそ
学びが高速化する
のは間違いのない
ところ。

逆に言えば、興味津々、熱中・没頭
できる対象を探すことこそが、
人生を充実させる上でこの上なく
大切
なのだ。

何かを始める際の、心構えの一つとして、
改めて記しておく。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。