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あなたの好きな一冊は?

6月末に一度紹介させてもらった、
「朗読」のオンラインサロン。
参加メンバー同士のオフ会が
月一で行われているのだが、
今日はその3回目。

光栄なことに、主宰の五十嵐いおりさん
から司会進行役を仰せつかった。
どんなテーマにするかをすり合わせ、
「好きな本とその理由」
参加者から語ってもらう会に決定。

先ほど無事お開きしたのだが、
皆さんが選んだ本がどれもこれも
良い本だらけだったので、
こちらで紹介させてもらうことに
したい。

私が選んだのは、こちら。

リーダーとして、責任感だけはあった
ものの、メンバーがてんでバラバラな
状況。
そんな時に出会い、いかに自分自身が
メンバーの言うことに耳を傾けずに、
勝手にチームをリードしようとしていた
かを思い知らされた。

まずは人の話を聞く/聴くことから
始め、自分自身のエゴを出すことを
抑え、どうやってメンバーの意見を
吸い上げながら前に進めるかという
ことに心を払った。
その結果、実際に良い成果を出せる
ようになったという意味で、
大変貴重な経験を私に授けてくれた
本なのである。

ここから、本日ご参加の方が紹介して
くださったものを挙げていく。

高校受験のときによく問題文として
取り上げられていたこともあり、
彼女のエッセイは「必読」という
ことで文庫本を何冊か読んだ思い出
がある。
日常の些細な出来事、一つひとつに
丁寧に向き合って生きている

そんな彼女の姿勢、目線がありありと
感じられる。

「夜読み始めると朝まで止まらない!」
という熱烈なファンから紹介いただいた、
ファンタジーの名作中の名作
『Lord of the Ring』の原作である。

ジョセフ・キャンベルという神話研究者が
解き明かした「ヒーローズ・ジャーニー」
の話が有名だが、この『指輪物語』は
正にこのジャーニーの王道。
人がワクワクする要素が詰め込まれて
いると、ある意味お墨付きが与えられて
いるようなものだ。
『ハリー・ポッター』の作者である
J.K.ローリングも、大きな影響を受けたと
言っていたように記憶している。

『かもめの「ジョナ」さん』だと
思っていた!
というほっこり笑えるエピソードと
共に紹介してもらったこちらの本、
これも名作である。
現状維持は衰退につながる、
常にチャレンジし続けることの
大切さを学んだ
とのことだった。

そして、こちらはドラッカー学会の
理事をされている佐藤等先生の、
『実践するドラッカー』シリーズ。
中にあるワークシートをフル活用し、
本は付箋だらけ。
本に書いてあることをなぞっただけ
ではもったいない、
それを実践、実行に移してこそ、
本の価値が真に活かされる。

身をもってそれをなさっている方が
紹介してくださったので、
良きリマインダーとなった。


自分に近い情報源だけだと、
ついついビジネス書に偏りがち。
しかし、「朗読」という軸で集まって
いる方々からの推薦本は、薦められ
なければ自分から手に取ろうと思う
機会がほぼないであろう本も多数
含まれてくるので、非常にありがたい。

普段読まないような本を手に取る
ことは、脳に新鮮な刺激を与える

ことにつながる。
それが、ビジネスにもプライベート
にも、良い波及効果を生むに違いない。

そんな出会いを、毎日の「朗読」で
提供しているのがこちら。

直近では、ヘミングウェイの
『老人と海』を何回かにわたって
朗読してもらったが、
「素晴らしい文章」と
「素晴らしい音読」が
マリアージュをした感覚

味わわせてもらった。

人生を豊かにする本との出会い。
今後も大事にしたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。