暗闇に一条の光が差す如く
7月が終わり、8月が始まった。
この短い2か月と、9月10日までの
合計わずか2か月強の間しか、
富士山には登ることができない。
写真は、7月の半ば、その富士山の
八合目と九合目の中間付近から、
ご来光を待っていた折に撮影した
ものである。
残念ながら、上からも下からも
厚い雲が張り出して来て、
いわゆる「ご来光」を拝むことは
叶わず。
しかしながら、隙間から漏れ出る
虹のように美しい光の差す様子を
拝むことが出来た。
古事記や日本書紀に伝わる神話で、
天照大神が天岩戸にお隠れになる
話がある。
真っ暗闇に包まれて困ってしまった
八百万の神々が、協力して知略を
尽くし、何とか天照大神を岩戸から
引きずり出すことに成功する。
その際、岩戸からそっと顔を出した
瞬間から暗闇に光が差すわけだが、
この富士山で見た虹のような美しい
光が差す様子に似ていたに違いない、
そんなことを勝手に想像している。
「暗闇に一条の光が差す」というのは、
色々な場面で比喩的に使われることが
多い。
絶望的な状況下で、何らかの希望が
もたらされるような場面。
先行きが不透明な状況において、
何とか明るい兆しが見えて来る場面。
「絶望」とまでは行かなくとも、
仕事がうまくいかなくて、
何だか暗い気持ちになったり、
自分はこのままでいいのだろうかと
不安を覚えてしまったり、
そんなことは誰しも経験するのでは
ないだろうか。
ネガティブなスパイラルに落ち込む
前に、たとえ一歩でも二歩でも、
前に進んでみることが大切だ。
闇雲に進むのはどうかと思わなくも
ないが、うじうじ悩んで行動しない
よりははるかに良い。
現状を打ち破ろうと動きさえすれば、
環境が変わり、それがやがては自分に
ポジティブに働く可能性が十分あるの
だから。
こと、ビジネスの世界で先行きが暗い!
と思っているのならば、是非とも
一歩を踏み出して、マーケティングを
学んで欲しい。
ファイナンスやセールスといった
分野も重要であることは間違いないが、
社会人としてまず何を学ぶのが良いか
考えたときに、マーケティングの基本を
学ぶことが必ずや「一条の光」になると
思うからだ。
マーケティングの語源は「マーケット」、
つまり「市場」に ing が付いている。
ということは、「マーケット」は動詞、
「市場をつくる」というような意味合い。
ビジネスの本質は、お客様を巻き込んで
市場をつくるところにある。
要は、マーケティングの本質に等しいと
言える。
そして、本質を学ぶことは、
間違いなくビジネスパーソンとしての
基礎能力を大きく向上させるはず。
マーケティングを体系的に学ぶために、
Udemyの私の講座を毎月初に紹介する
ようにしている。
定価24,800円のところを、
約94%オフの1,600円で購入可能。
今、自分が学生時代に戻れるなら、
何よりマーケティングを学んでおくと
断言できるくらい、ビジネスにおいて
不可欠な必須科目である。
思い立った時こそ学び時。
夏休みにまとまった時間が取れる人も、
そうでない人も、是非一度サイトを
覗いてみてほしい。
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