見出し画像

バランス感覚を持って褒める

二週連続で、noteから
「うれしいお知らせ」が届いた。
「CONGRATULATIONS」の言葉と共に、
自分が書いた記事が
「先週特にスキを集めた
 #マーケティングの記事です!」

というお知らせが届いたのである。

先週分はこちら。

そして、今週分がこちらである。

いずれの記事も、「スキ」の数は20前後。
決して多いとは言えない数
だとの自覚が
あるので、いくらおめでとうと言われた
ところで、素直に喜べない自分がいる。

とは言いながら、褒められるとやはり
嬉しい
ことには変わりない。
コツコツ毎日書いているのは、決して
人に認められたいからではないものの、
「賞賛」というのは実に甘い味のする
ものだ。

この辺の「褒め方」が、noteは非常に
上手い
と思う。
「特にスキを集めた」ということを
賞賛の理由に挙げているが、
このようなやや曖昧な評価基準であれば、
かなりすそ野広く「褒め」メッセージを
贈ることができる。

これが、「1位」から「3位」ないし「10位」
まで、というようなランキング形式で
褒める形だと、最大3名ないし10名までしか
対象にならない。

だからと言って、全員片っ端から褒める
ような「ザル」基準だと、全くもって
ありがたみが無くなる
のは、容易に
想像のつくところ。

どういうアルゴリズムを使っているのか
知る由もないが、noteを舞台に様々な
コンテンツを生み出すクリエイターの
気持ちのヒダをよく分かった上で、
絶妙なラインを突いてくる
、そんな
印象を受けたのである。

褒めるときに、このようなバランス
感覚を持つことは、かなり重要
だと
考えるところ。

褒められて嬉しくない人はいない
とはいえ、何でもかんでも褒めれば
いいというものでもない。

褒めるに値することをやったという
自己認識と組み合わさることで、
よりその効果が増す。

「甘やかしはよくない」という文脈で
褒めすぎがよくないと言われることも
多いが、本心から褒めているのなら
決して悪いことではない。

問題は、簡単なことで褒める場合に、
本心から褒めない限り、ちっとも
褒めたことにならない
ことだ。
相手が本心から褒めてくれているか
否か、人は敏感に見抜く
ものだと
思うからである。

更に言えば、簡単なことでいちいち
褒めすぎると、逆に馬鹿にされている
のではとの猜疑心を呼び起こしかねない。

以上をまとめると、
・本人が「頑張った」という自己認識
 持っているのが前提
・簡単なことであっても、その努力なり
 成果に対し、極力高頻度で褒めるべし
・但し、本心から褒めない限り、逆効果
 となりかねない
ことに要注意
といったところである。

この記事が参加している募集

#マーケティングの仕事

7,022件

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。