仕事の生産性を測るテストをやってみた
日頃お世話になっている若き友人から、
以前教えてもらったテストがある。
「あなたの生産性を測ります」
という内容で、Robert Pozenさんという
生産性にフォーカスを置いたコーチ業、
メンター業を営む傍ら、ハーバードや
MITといった超一流大学で講師を歴任
してきた方。
投資信託で有名なあのフィデリティの
会長なども務めた超大物である。
Pozen Productivitiy Rating
(Pozen生産性指標)
と呼ばれるそのテスト、質問内容を
読むだけで、自分の生産性を考える
良いきっかけとなる。
上記テストのページは全て英語で、
実際に受けてみると自分と同じ
レベルの人たちの中でおおよそ
どの位置にいるかということを
教えてくれる。
英語が分からなくて受けられない、
という場合は、下記の翻訳ページを
参考にすることが可能だ。
スコアを出すには、英語のページ
で受検する必要があるが、無料で
受けられるので是非お試しあれ。
友人に教えてもらって最初にやった
のが半年ほど前。
これは定期的に見直す必要があるなと
その場で思い立ち、Googleカレンダー
に定期的な予定として入力をして、
今回が2回目の受検だった。
21項目の中でも、特に自分にとっては
重要と感じた項目を紹介しよう。
6. 熟考したり、緊急事案に対処したり
できるように、予定を入れない時間帯を
毎日2つ確保しますか。
回答:大抵/時には/滅多にない
社会人になりたての頃に、タイム
マネジメントを教わった。
まずは自分の時間の使い方の実態を
知り、そこから自分のクセを見抜いて
いくことが重要。
その上で、集中できる時間帯を確保
すること、集中しなくてもできる
雑務はまとめてながら処理すること、
必ず緊急事態に対処できるような
バッファーを設けておくこと、など
のテクニックを教わった。
最近、打ち合わせが多かったり、
やるべきことが多くて、バッファー
時間帯の確保がややおざなりになる
ことが多かったため、良いタイミング
でテストを受検できたと思う。
15. 各会議の最後に、決定事項および
次に取るべきステップを説明しますか。
回答:大抵/時には/滅多にない
会議を円滑に進める方法の類や、
ファシリテーションスキルを説く
本などで、必ず出て来るテクニック。
とはいえ、学んでいれば本当に100%
出来るかというと、意外と実践する
のは難しかったりする。
理想的には言われる通りなのだが、
次に会議室を使う人たちに追い立て
られて尻切れトンボになるなんてこと
は割とよくあるケース。
ファシリテートする機会が多いので、
必ず意識しているものの、まだまだ
道半ばという自覚を突き付けられる。
初回の点数をうっかり記録し忘れて
しまったのだが、確か6割か7割程度の
あまり宜しくないスコアだったような
気がする。
今回やってみて、若干マシになって
7割強程度というところ。
毎年受検するごとに、少しずつでも
改善していけるよう、今すぐできる
ことを新たにスケジュール化したり
して、早速工夫をしてみた。
Pozen氏の著作は、一つだけこちらの
翻訳があるのでご参考までに。