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「なりきり」読書が人生を変える

昨日に引き続き、
サイゼリヤでバイトするミシュランの
星付きシェフ・村山太一さんの著書を
ネタに、少しばかり。

「一流を完コピする」話にも
そのまま通じるのだが、
彼はとにかく学ぶ意欲が高い。
異常に高い。
どん欲に人から学び、そして
本から学んでいる。


読書は小さい頃から好きだった
そうで、とにかくひたすら没頭し、
本の著者になりきってしまう
のだ
と言う。

中でも、松下幸之助や本田宗一郎と
いった稀代の名経営者の本を読み、
彼らになりきって、彼らの人生を
追体験する
ように読んでいる。

そして、著者=主人公になりきって
いるものだから、そこに書いてある
ことが、文字通り「血肉化」して
いっているのを彼の言葉の端々から
感じるのだ。

もちろん、サイゼリヤの創業者である
正垣会長の本も、むさぼるように
何度も読んでいるらしい。
だから、本に書かれていたことが、
バイト先で実際に実現されている
のを見つけては、心底感動するとの
くだりもある。

また、何度も読んでいるうちに、
本人だったらこういう場面で何と
言うだろうか?ということが
自ずとひらめくようになる、
そんなニュアンスのことも書いて
ある。
ここまで行くと、本は本を超えて、
暗闇を照らす灯りとなり、
迷わずに進むための道標となって
くれるのだ。

こんな本の読み方ができる人が、
世の中にどれほど存在するだろう?

ファンタジー本の主人公になりきって、
それこそハリー・ポッターとか、
竈炭治郎とかになりきるのとは
訳が違う。
自分もそれなりにビジネス書の類を
読むが、村山さんほどの集中力と
熱意を持って読んだことがあるなど
とは、恥ずかしくてとても言えない。

この本自体、分かりやすい内容で、
字数もさほど多くなく、サラッと
読み終えることができる。
しかし、だからといって中身が
薄い訳では決してない。
村山さんの生きた知恵と、
今すぐに真似することができる
ノウハウ、そして火傷しそうな
ほどにたぎる情熱の詰まった本

なのだ。

サブタイトルに、
「偏差値37のバカが見つけた必勝法」
とある。
バカなんてとんでもない。
恐ろしく頭の回転が速いことは、
本を読み、エピソードを辿っていけば
よく分かる。

偏差値と言う、人生の一時点における
極めて偏った部分的な評価方法では、
「バカ」に分類されてしまったのかも
しれない。
しかし、偏差値で人生が決まる訳では
決してないのは言うまでもない。

お勉強の偏差値とは別に、
「サバイバル偏差値」とか、
「生活力偏差値」のようなものが
あったならば、
村山さんは飛び抜けたスコアを
叩き出すに違いない。

そんな、パワフル極まりない村山さん。
そのパワーをおすそ分けしてもらえる
良書である。
村山さんになりきって、波乱万丈の
人生追体験をオススメする。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。