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母の日テスト

今年もそろそろ母の日だ。
5月の第2日曜日。
母親業というのは本当に大変。
今回のコロナ禍で、ますますその
大変さに拍車がかかっているのは
周知のところ。

年に一度、
「特に深く労う日」
「特に感謝を表す日」
として、こういう記念日があるのは
よいことだ。
ただ、「特に」と断っている通り、
労いや感謝は日々表現すべきもの。
家事にしても育児にしても、これ
だけ大変なことを日々こなすので
あるからして、日々感謝を捧げ、
時々刻々に労いの言葉をかけるのが
望ましい。
以上のことは、完全に自戒のための
文章である。

2018年に、西武・そごうが実施した
キャンペーン、
「全国一斉 母の日テスト」
をご存知だろうか?

東大生に実際にテストを受けさせて、
「東大受験より難しい」
「うちのめされる」
と言わしめた。
正答率、たったの33%。

かなりの反響を呼んだようで、
2019年も勿論継続。
今年2020年については、まだ発表が
なく、昨今の事情をかんがみてなのか
別の事情なのかは不明だが、大きな
キャンペーン展開はなさそうだ。
ただ、先月末になって、昨年の総集編
的な動画がYouTubeにアップされた。

書籍まで出ているから、相当な反響が
あったことは容易に想像がつく。
実際、YouTubeの動画を観ていると、
ついつい感情移入して、涙腺が緩んで
くるのを感じる。

身近な人ほど、ついつい日頃の感謝を
伝えるのを怠ってしまいがちになる
というのは、言われて耳の痛い人も
多いのではなかろうか。
少なくとも私は大変に耳が痛い・・・

とはいえ、何もしていないわけでは
決してない。
自分自身「こうありたい」と思う
状態を思い描き、「目標」として
設定している。
その「目標」を達成するために、
家族と仲睦まじく過ごすこととか、
立派な背中を見せる、そして勿論
感謝の気持ちをマメに伝えるなんて
ことが、アクションプランとして
頭の中に入っており、常日頃から
そういう行動をとるように自分を
躾けるべく努めているのである。

努めていても、実際に出来ているか
どうかはまた別問題。
なかなか優等生になれないが、
理想に向かって自分の躾を続ける
よりほかない。

そごう・西武の素敵なクリエイティブに
接し、自分の「こうありたい」という
気持ちが改めて刺激された。
今回のコロナ騒動でより一層明白に
なった通り、天変地異・災厄の類は
いつ何どき我々を襲ってくるか、
全く分からない。
だからこそ、感謝を述べるのが手遅れ
だったとか、仲良くしそびれたとか、
そんな後悔をしないために一刻一秒を
大切に過ごしたい。
そんな気持ちが呼び起こされる、
素晴らしいアイデアを提供してくれた
西武・そごうに感謝である。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。