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ブラジル面白ニュース 布施直佐 月刊ピンドラーマ2024年4月号

☺ブラジルのドライバー達

先月8日、パラナ州ポンタ・グロッサ市で、マジックで書いたナンバープレートを付けたオートバイの運転手が警察に逮捕された。警察の調べでは、番号自体は登録通りだったそうだ。

同じく先月11日ゴイアス州サント・アントニオ・ド・デスコベルト市からブラジリアに走行中のバスが、車両が故障したとの理由で路線の途中で停車し、満員の通勤客を降ろし車庫に向かった。始点から乗っていた乗客によれば、バスは最初からハンドルが半分しかなく、運転手はそのまま途中まで運転していたが、乗客の苦情を受けてやっと走行を中止したそうだ。

また、リオ州バイシャーダ・フルミネンセ地区の街道では、先月20日、ヘルメットの代わりにスイカをかぶってオートバイを運転している男性の姿が撮影され、SNS上で話題を呼んだ。連邦交通警察によれば、逮捕された場合は減点7点、運転免許停止となるそうだ。スイカライダーの身元はわかっていない。


☺500キロの氷

先月16日、マット・グロッソ州クイアバ市で女友達の誕生日に集まった面々が、猛暑で生温くなったプールの水を冷やすために大量の氷を投入しようと思い立った。プールの容積から計算し、500キロの氷を購入、バンで運んでプールに入れたが、15分で氷はすべて溶けてしまった。

「水温は少し下がったけど、冷たいとまでいかなかったわ」
と誕生日を祝ってもらったガブリエラさん。仲間の次の誕生日会では1トンの氷を用意する予定だそうだ。


☺念願の…

パラナ州グランデス・リオス市在住のクラウディネイ・パス・ド・サントスさん(41才)は先月、子供の頃からずっと欲しかったあるものを娘婿から贈ってもらった。

「妻は気味悪がったけど、義父に何度もしつこくねだられて、根負けして買ってあげたんだ」

娘婿のディエゴさんが義父にプレゼントしたのは何と棺桶!

「居間に飾って毎日オイルを塗って手入れしているよ。家に来た人には必ず見てもらっている。私の大切な友達だよ。私が死ぬまでここで一緒に暮らすんだ」
とクラウディネイさんは幸せそうに語っている。


布施直佐 (ふせなおすけ)
月刊ピンドラーマ編集長

月刊ピンドラーマ2024年4月号表紙


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