マーケットレビュー 2020/7/22

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東証一部やマザーズ、JASDAQグロースはやや下落しました。一方で東証二部やその他のJASDAQ市場ではやや上昇しています。

業種ごとにみると、上昇した業種は3業種しかありませんでした。鉱業が大きく上昇しています。下落した業種で目立つのは陸運業でしょうか。それと連動して倉庫関連業の下落も気になります。

陸運業はコロナ下で人の移動が増えない限り利益が増えません。よって、現段階で財務基盤が脆弱なところはやや危ない状態にあるのかもしれません。具体的な銘柄としては、有名どころだと東日本旅客鉄道やヤマトホールディングスなどがあります。


<2020/7/21>

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<2020/7/22>

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第一三共など、昨日大きな動きがあった銘柄の直近ボラティリティが上向きになっています。絶対値も第一三共に関しては4%と高くなってきています。

今日のリターンを見ると、昨日大きく上げた第一三共は大幅に下落しています。製薬系は期待して買うしかありませんので、ややブレが大きいのかもしれません。

他には、上で述べた陸運業に含まれるJR2銘柄も大きく下落しています。

しかし、10日間の平均リターンで見ればまだまだプラスの銘柄が多いようです。


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シャープレシオはやや45度線に近づいてきました。ボラティリティの高い銘柄の平均リターンがきちんと高くなっているように見えます。

一方で、第一三共やJR系、リクルートなどに関してはまだ不安な状況が続きそうな位置にいます。

10日間の平均リターンが高い銘柄ほど、今日のリターンが高かったです。最近は結構バスケット的な取引もさらに多くなっていると聞きます。そう行ったのも関係してくるんでしょうかね・・・?