マーケットレビュー 2020/7/16
今日は全体的に微下げです。マザーズやJASDAQグロースなどの小さな市場では、一部などに比べてやや大きく下落しているようです。
業種ごとに見ると、プラスな業種とマイナスな業種がおよそ半々くらいです。中でも目立つのは空運業の上昇です。先日GoToキャンペーンが発表されて、くうん業にも期待が高まっています。しかし、今日17:30ごろのニュースで、東京発着や都民が対象から除外されたりして、また一転しそうな雰囲気です。
<2020/7/15>
<2020/7/16>
ボラティリティは引き続き上昇傾向です。全体的に絶対値も上がってきているので、やや警戒しましょう。
リターンは今日は下落した銘柄が多いです。上昇した銘柄もその上昇率はあまり大きくありませんが、三菱不動産では若干高いです。
10日間の平均リターンも、今日の下落の影響でマイナスに転じてしまった銘柄もところどころ見られます。
シャープレシオは昨日、改善の兆しが見られましたが、今日また悪化してしまいました。業種でも、製薬関係や不動産関係など、ばらけた業種が見られます。
10日間の平均リターンはまだ全体的にプラスよりですが、昨日よりはマイナス方向にやや引っ張られています。とはいえ、10日間の平均リターンが高かった銘柄は今日のリターンも高かったようです。
日本経済新聞の記事にもありましたが、このコロナ下で指数連動型投資信託にかなりの資金が流入しているようです。コロナ下の市場にはこうした影響も大きく出ているかもしれません。