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れんげ荘

夢にゴールは無いのかもしれない。

本書を読んで、私が真っ先に思ったこと。


主人公のキョウコは、実家暮らしの高給取り。
でも、仕事や親の愚痴、
流行に左右される日々の生活に疲れて
突然仕事を辞めて、古いアパートに一人暮らしをする。

嫌気がさしていた日々にさよならをして、
やっと迎えた何も考えなくていい日々。

仕事をしなくていい。
人間関係に疲れることもない。
親の愚痴を聞きながらの食事もない。

望んでいた最高の生活のはずなのに、、、。
キョウコは度々悩みを抱える。

古いアパートゆえの、
湿気、虫たちの侵入、底冷えする寒さ。
そして何もすることがない”暇”という強敵。


私は仕事を辞めるべきではなかった?

なんていう思いを抱きながらも、日々を生きていく。

・・・・・・・・・・・・・・

夢が叶ったときこそ、そういう不安に襲われるものかもしれない。
「これでいいのかな」みたいな。

だから、夢にゴールはない。

でてきた悩みを
一つひとつ対処して。
また、新しい不安が来たら
一つひとつ戦って。

その繰り返し。


それを、
夢が叶っても、また試練があるのか…
なんて悲観するんじゃなくて、嫌がるんじゃなくて、
その過程を楽しみたいと、私は思う。


実際に、私は戦っている最中。
(もちろん楽しんで戦ってる)

それは、夢が叶ったわけではないけど、
自分の選択に対して
不安が押し寄せているのです💦💦💦(大波)

だから、
その戦いから逃げずに、
自分と向き合って
ゆっくりゆっくり
その過程を楽しもうと思う。

不安の波を避けて航海するんじゃなくて、
波に自ら乗ってやる🏄

さて。
今やってきているビックウェーブには
どう乗ろうか。。。

まずは、自然の中でリフレッシュ?
それとも本を読んで情報収集?
友だちとのお出かけをプランニング?

そんな風に、
いろんな波を、
自分のペースで。

避けずに。嫌がらずに。

さ、波乗りライフを楽しもうっと。

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