SDGsのなかで最も興味のある目標〜貧困をなくそう〜
こんにちは。PILOT SDGsチームのじゅんじゅんです。
これまで、SDGsについて様々な内容をお話してきましたが、今回は、SDGsの17の目標のうち、わたくし“じゅんじゅん”が個人的に最も興味のある目標をテーマにお話したいと思います。
貧困をなくそう
なぜ「貧困をなくそう」に興味を持っているのか。それは、私自身、高校を卒業するまで「相対的貧困」と言われる“貧乏な家庭”で育ち、私のこれまでの人生で“最も関わりのある目標”だからです。
じゅんじゅんという人間の生い立ち
私はとある小さな村の出身で、兄、姉、妹の5人兄妹の4番目に生まれました。村には一家を養えるような仕事がなく貧困に陥りやすい環境ではありましたが、酒乱の父親によるDV・虐待を受け、小学校5年生のときに母子家庭となり、生活は更に困窮していきました。
給食費の支払いが遅れるのは当たり前、奨学金や授業料免除などの制度を活用しても、授業料の支払いが遅れる。洋服はお下がりや貰いものを着る。高校生のときには、とうとう家の中に差押状が貼られる。そんな経験をしてきました。
当時は、「貧乏ってやだな」なんて思っていましたが、社会人になり様々なことを経験していくうちに、これも良い経験だったと思えるようになりました。たまに姉と「貧乏な生活してきてよかったね」なんて笑って話すこともあります。
思うこと
テレビやネットニュースなどで、胸を締め付けられるような出来事を耳にしたり目にしたりすることがあると思います。
「誰かに相談できなかったのか」「助けを求められなかったのか」そんな声も聞きます。
でも、助けを求めることは簡単ではありません。生活が苦しいことを笑って話すことができたとしても、「助けてほしい」この一言が言えない人のほうが多いと思います。
また、生活保護や支援を受けることに抵抗を感じる人もいます。
では、なぜそうさせるのか。
それは、“貧困”に対して偏見があったり、恥ずかしく思っていたりするからです。私自身、小学生の時に「貧乏だから買えないだろ?」ってバカにされたことがあります。
バカにされた経験から、「貧乏は恥ずかしいこと」「知られたらいけないこと」と思っていました。
でも、誰だってそうなる可能性はあるし、恥ずかしいことではありません。
貧困は他人事ではない
日本人の約7人に1人が相対的貧困に当たると言われていて、高齢者世帯の貧困率も年々増加していると言われています。子供の貧困も社会問題となっています。
会社が倒産したら?
病気や怪我で働けない状況になったら?
高齢になり働けなくなったら?
決して他人事ではありません。
まとめ
生前の母は「困ったときはお互い様」「助け合いの精神で」とよく言っていました。どんなに自分が大変で苦しくても、目の前に困っている人がいれば手を差し伸べる、そんな母でした。
私はまだまだ母のようにはなれていないけれど、小さなことでもいいから、自分にできることをしていきたいと思います。
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