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PILOT×SDGs 〜棚卸しからみえたこと〜

こんにちは!
PILOT SDGsチームのじゅんじゅんです。

突然ですが、 企業としてSDGsを始めるときに「新しい取り組みを考えること」をいきなりやるのは難しいし、無理があると感じませんか?
PILOTでも、最初はSDGsについて「なにから始めていけば良いのかわからない…」と戸惑っておりました。。
そんなときに参考になったのが、環境省が提供しているSDGs活用ガイドです!

■SDGs活用ガイド
http://www.env.go.jp/policy/sdgs/guides/SDGsguide-honpen_ver2.pdf

まずは、自分の会社の「現状」を知ることが大事。
今回の記事では、SDGs活用ガイドを使って、SDGsに対する会社の現状を棚卸ししたことについて書いていきたいと思います。
現状がみえただけでなく課題も明確になったので、これから会社でSDGsに取り組む方の参考になれば幸いです!

プロジェクトチームによる棚卸し

最初に棚卸しのために行ったのは「就業規則」の確認です。
EXCELを使って目標ごとにシートを作成し、社内の制度や取り組みについて該当する目標ごとに振り分けることにしました。
制度や取り組みの内容によっては、一つの目標に該当するものもあれば、複数の目標に該当するものもあります。
例えば、社内制度の「同一職種同一給与」については、「5.ジェンダー平等を実現しよう」、「10.人や国の不平等をなくそう」につながっていくため、このふたつの目標シートにつけていきます。
振り分けを行なっていく途中、「あれ?この制度ってどの目標に該当するのかわからない...」と思うものも出てきます。そうした場合は、外務省の「JAPAN SDGs Action Platform」を参照し、ほかの企業の取り組み事例を参考にしてみるのがオススメです。

振り分け終わったあとは、再度プロジェクトチームで集まり、みんなで抜け・漏れがないか確認することでより精度の高い「棚卸し」を行うことができました。

「棚卸し」からみえたこと

「棚卸し」を行なったことで次のようなメリットが生まれていきます。

■「棚卸し」のメリット
1.「できていること」、「できていないこと」が見える化される
2.SDGsとの関連付けができたことで「改善が必要なこと」がみえてくる

実際に社内で「できていること」、「できていないこと」、「改善が必要なこと」をまとめてみました。

■できていること(実施している取り組みや制度の一例)
有給休暇制度、育児休暇、アニバーサリー休暇、参観休暇、在宅ワーク、フレックスタイム制度、同一職種同一給与など
※いずれも男女差なし

■できていないこと
貧困や飢餓、安全な水とトイレの提供、気候変動や海や陸の資源に関することなど

■改善が必要なもの
・生理休暇
何よりも言いづらい。有給休暇を使ったり、フレックスタイムを活用したり、生理休暇を活用せず、他の制度でカバーしているのが現状

・有休積立保存制度
病欠などに利用できるが、認知度が低く活用方法を知らない社員もいるため、周知する必要がある

・ハラスメント関連
やってはいけないとは分かっているが、近年ハラスメントの種類が増えてきて、無意識でハラスメントをしてしまわないよう勉強会が必要。また、万が一発生した場合の相談窓口など明確にする必要がある

「棚卸し」を行なったことによって、上記のようにPILOTの強みと行動理念との関係性も見える化することができました。
ただし、これは「プロジェクトメンバー」が考えたものです。全社員が自分ごととして考えられるようになるまでがゴールです。これについては別の記事で書いていきたいと思います!

まとめ

今回はSDGs活用ガイドを使ったSDGsに対する会社の現状の棚卸しについて書いていきました。

■SDGsへの取り組み方がわからないときは「棚卸し」をやってみよう
■棚卸しをすることで現状が整理され、「できていること」、「できていないこと」が明確になり、さらに改善が必要なことなどの新たな発見につながる
■これまで当たり前だと思っていた社内の制度や取り組みも、SDGsと関連付けすることで、例えば“ただのコスト削減”から“クリーンなエネルギー”“陸の資源を守る”活動へと意識を変えることができる

次回は、この棚卸しをリストアップして見える化し、全社員に共有してディスカッションを行いたいと思います。
きっと、担当者だけでは気づかない視点や新たなアイディアが生まれるはずです!

PILOT SDGsチーム じゅんじゅん


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