たけし

42歳、LG(B)T。20年の付き合いになるパートナーと同居17年め。 音楽が好き。ギ…

たけし

42歳、LG(B)T。20年の付き合いになるパートナーと同居17年め。 音楽が好き。ギター弾いたり作曲したりします。

最近の記事

後厄と"Just Getting Older - Oasis"

今年は後厄。何も悪いこと起きないといいなと思っていたが、帯状疱疹・飛蚊症・髪の毛量減退・目のかすみ・内蔵脂肪の増加。次々に体に症状があらわれた。仕事をあまり体を動かさないスタイルに変えたので多少は太るだろうと思っていたが、わりとすぐに影響が出たので体は正直だなと感じた。 内蔵脂肪は自分の怠慢で付いたものだし改善の余地はある、と思えるからいいのだけど、他の症状をネットで調べると「50代からの帯状疱疹」「その目のかすみ、老眼のはじまりかも?」「その飛蚊症は加齢によるものです」な

    • 金木犀と"キンモクセイ - ライフレコーダーズ"

      先日、市内の運動公園に散歩に行った。午前中は雨が降っていたがすっかりやみ、青空が雲間から覗くなかを心地よく歩いていたら金木犀が数輪咲きはじめていた。まだ香りがするほどではなかったが、この花が満開になり街中に香りがただよいだすと、胸の中が懐かしさで満たされる。香りと一緒になんでもない日常の風景が思い出されてくる。 小学2年の時、駄菓子屋でキラカードを必死で当てようと小銭をカードダス筐体にに入れ続けたこと。中学校の教室の床のワックスがけを終わらせた後の帰り道。夜中に家を抜け出し

      • 仙台のジャズフェスに行ってきた話。

        相方と仙台の定禅寺ストリートジャズフェスティバルを観に行ってきた。今回で4回目。 いつもは11時の開始に合うように電車で行っていたが、今回はまだ行ったことのない仙台朝市に立ち寄って、そこにあるベーカリーでパンを買おうかなんて相方と話していたので、早めに福島を出る電車に乗って向かう。 車内でうとうとしながら8時半に仙台駅に着き、5分くらい歩いて仙台朝市へ。魚屋や八百屋が並ぶ中、奥まったところにあるベーカリー。隣には小さな喫茶店もあって、どちらもにお客さんが並んでいた。下調べし

        • 中3の夏と"HIGH PRESSURE -T.M.Revolution"

          夏の曲というと、どうしても当時バカみたいに聴いてたT.M.RevolutionのHIGH PRESSUREが一番に浮かぶ。 1997年、中3の夏。友人たちと自転車を必死に走らせて郊外の小さなキャンプ場へロングサイクリング。テント組んでバーベキューの用意して小さな橋から川に飛び込んだり泳いだり、夜通しラジカセでB'zとかGLAY、ミスチル、それこそT.M.Revolutionを流しながらバカ話してエンジョイしたのを思い出す。 かなり仲の良い友人たちだったので、進路先が違っても

        後厄と"Just Getting Older - Oasis"

          付き合って20年と"Our Way To Fall - Yo La Tengo"

          パートナーと付き合いだした頃にこの曲をよく聴いていた。恋に落ちていくふたりを描いた優しくて穏やかな曲だ。聴く度にその頃ドキドキした気持ちを思い出す。 パートナーと連れ添って20年になった。今まで記念日というと家で簡単なお祝いをするくらいだったが、20年という節目のタイミングでいつもと違うお祝いをしてもいいんじゃないかと話し合い、仙台に一泊二日の記念旅行をすることにした。 メインイベントは記念のペアリングを作ること。付き合い始めた頃に揃えたペアリングはとっくにサイズも合わな

          付き合って20年と"Our Way To Fall - Yo La Tengo"

          じゃあね、と"またあした - Every Little Thing"

           パートナーと夜の散歩をしてきた。その帰りすがら、前から自転車が2台やってくる。学生さんだろうか、仲良さげな会話が聞こえてくる。すれ違いざまに、「じゃあまた明日ね」「うん、じゃあね〜」と言葉を交わして別れる2人。ただそれだけ。 ふと、そんな会話をしたのはいつだったかと思いつかえした。やっぱり学生のときが最後だったんじゃないかな。職場の人とそんな事言い合った記憶はないし、そもそもそんな言葉を交わす仲良い同僚なんていたか? 何気ない会話だけど、それってすごく貴重なものだったん

          じゃあね、と"またあした - Every Little Thing"

          湖畔と"mud skiffle tracks - 山崎まさよし"

          自分はこう見えてギターをわりと長い間弾いてる人なんです。25年。作曲も一応はできるし、実際初音ミクとか使って曲も作ってきました。アルバムも2枚こしらえました。ただ、特技と言えるか微妙なとこじゃない?って思ってるんです。 なぜかというと。 まず、ギターソロや派手なプレイってのがそんなに得意ではないのがひとつ。パンク大好き人間なので、コードをガンガン弾いてたいし、気持ちよくなれる、というのがひとつ。そして、「何か弾いてよ」と言われてこれだ!って弾ける曲があまりない、というのが

          湖畔と"mud skiffle tracks - 山崎まさよし"

          誕生日と"for the longest time - ビリー・ジョエル"

          今日は私の42歳の誕生日だ。 そしてソロシンガー、ビリー・ジョエルの誕生日でもある。音楽好きな自分としては著名で偉大なミュージシャンと誕生日が一緒なのは、なんとなく嬉しいもので、この時期はビリーの曲を意識的に聴いている。 さて今年は何から聴こう。台所ではパートナーが食事の準備をしている。 調理の音を聞きつつ、ふと浮かんだのが「For The Longest Time」。メロディとコーラス、フィンガースナップだけで作られたシンプルな構成。長年連れ添ったパートナーへの恋と愛、そ

          誕生日と"for the longest time - ビリー・ジョエル"

          音楽と日常を書く。

          言葉で表現するのがとても苦手だ。 表現しようとすると真っ白になる。 ゆえにコミュニケーションがうまくいかない。 それを克服したいのだ。自分の感覚を、自分の言葉で伝えたい。 私は音楽が好きで、弾いたり聴いたり作ったりする。 その中には、何かを感じ、何かを伝えたい自分自身が間違いなくいる。 ならば、まず音楽を絡めて日常を書いていけば、自分の思うところを言葉で表現していけるのではないかと思った。 音楽と日常。 ひとつずつ書き記して行こうと思う。

          音楽と日常を書く。