誕生日とビリー・ジョエル

今日は私の42歳の誕生日だ。
そしてソロシンガー、ビリー・ジョエルの誕生日でもある。音楽好きな自分としては著名で偉大なミュージシャンと誕生日が一緒なのは、なんとなく嬉しいもので、この時期はビリーの曲を意識的に聴いている。

さて今年は何から聴こう。台所ではパートナーが食事の準備をしている。
調理の音を聞きつつ、ふと浮かんだのが「For The Longest Time」。メロディとコーラス、フィンガースナップだけで作られたシンプルな構成。長年連れ添ったパートナーへの恋と愛、そして謝辞と誓いを心地よいハーモニーで綴った歌。温かな音で満たされていて、二人の関係性を表すようだ。

個人的にこの曲の好きなところは、"For The Longest Time"の指す意味が曲の中で変わっていくところだ。前半では"今までこんな素敵な恋はしたことがなかった”という意味に、後半では"この先ずっと愛し続ける"という意味になる。時間軸が変わっていくことで、より曲に深みが生まれている。

皿に盛ったパック寿司と、たくさんの小皿料理をつつきながら、願わくば、この先の自分たちもそんな関係性でありたいと思った。
そして誕生日に乾杯!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?