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仕事のモチベーションを変えてくれたコロナに感謝したい話


私は製薬会社の工場で働いています。
工場での仕事ってどんなものを思い浮かびますか?

商品を大量に製造する、その商品を箱につめる、品質が担保されているか分析して確認する…など。

全ての作業において、商品一つひとつにばらつきがあってはなりません。なので、誰が作業しても問題が起きないよう、全ての作業がマニュアル化されています。

毎日毎日、同じ作業を繰り返す…
言ってしまえば「ルーチンワーク」です。

入社したての頃は「早く結果だすぞ!」と思っていましたが、ルーチンワークで自分自身の成長を感じることができず、刺激のない毎日がつまらない。
仕事への熱がどんどん冷めていく…

その結果、入社半年で「違う職種に転職したい… 」
そう思うようになってしまいました。

転職したいとは思いつつ何から手をつければよいか分からない。そんな中、会社の先輩から TOEIC 受けようよと誘われたり、会社の同期や大学時代の友人遊びに行こうと誘われたり。
何もしないまま、どんどん時間が過ぎていってしまいました。



今年の2月にコロナが起き、どんどん感染者が増え、良くも悪くも一人の時間が増えました。

「時間あるし、転職について本気で考えよっかな。」

ふとした瞬間、なぜかこの思考に至りました。


初めに、ずっと前から興味があったメディカル分野(MA、MSL)について調べ始めました。Twitter で MSL などで検索をかけ、ヒットした方々のツイートやブログを拝見する毎日。

現在メディカル分野にいらっしゃる方々は、研究職や MR などから転職された方が多いようで、転職法も一緒にブログにまとめてくださっているため、それも読み漁りました。

調べたり読み漁ったりした結果、「市場価値」というワードに辿り着きました。(恥ずかしながらその時まで市場価値という言葉を知らなかった。)加えて、motoさんの「転職と副業のかけ算」と北野唯我さんの「転職の思考法」に出会います。
軽い気持ちで読み始めたのにも関わらず、本を読み終わった後の気持ちは以下でした。

心のモヤモヤが晴れていく!!!!



二つの本を読んでから、仕事に対する考えが一新されました。
「どうすればもっと作業効率がよくなるか?」
「お客さんにより品質が良い商品を届けるにはどうすればよいか?」
「無駄なコストを抑えるためには何をすればよいか?」

毎日ルーチンワークですが、そんな中でも考えを巡らせ、課題を導き出し、実行に移して改善。

その結果、色々な良い出来事がありました。
・課題を解決するのに助けが必要となり、先輩や上司と話す機会が増えた。
・自分の成果として上司にアピールできるものが増えた。
・下っ端ながらも少しずつ大きな仕事を任せてもらえるようになった。
・任される仕事の数も増えた(昨年1件→今年4件ほど)
・何よりも仕事が楽しい!!!!!

つい最近、半年前に上司がこんな言葉を言っていたことを思い出しました。
「まず、ルーチンワークを効率よくこなせるよう工夫し、時間をつくる。空いた時間で新しいことに挑戦する。これを繰り返し、自分のできることを増やしていく。」

その時はこの言葉に全くピンとこなかったけど、今ならこの言葉が大事だとわかる。


市場価値を念頭に置きながら、加えて上司の言葉も心に留めつつ、現在は積極的に、かつ楽しみながら仕事ができています。



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自分の転機となった「転職と副業のかけ算」と「転職の思考法」。

これらの本に出合えたのは、一人の時間を作ってくれたコロナであることは言うまでもなくて。

コロナありがとう! 本当に感謝!


ここ3、4か月の気持ちの変化を残したいと思い書いた note でした。


ぴくみん




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