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「非」北欧生活|07. フィンランドの実家からの荷物

まだまだ「非」北欧生活が続いている今日の頃。もう少し自分の暮らしに北欧を欲しくなってきたところで、実家から荷物が届いた。距離もあり、あまり頻繁に送ってくることはないので、クリスマスのように毎回ワクワクしてしまう。そして、今回はいつもより少し重たい箱が届いた。その中身を紹介していこう。

Fazerのチョコレート

ぼくは、とにかくフィンランドのチョコが大好き。濃厚で甘いファッツェルのチョコは、小さい頃からよく食べていた。実家の近くにファッツェルの工場もあり、小学校の頃は見学しに行くこともあった。工場を紹介されながら、お腹いっぱいチョコや他のお菓子を食べられるのが最高すぎた。ちなみに、甘いものは未だに我慢できないので、このチョコたちも1週間いないに食べてしまった…(体に悪い)
最近は日本でも売っているのが見かけるようになったが、かなりお高い買い物になってしまう。

Arabiaのヴィンテージ食器

シュガーポット。勿体なくて使えないFinlaysonのペーパーナプキンも入っていた。

めちゃくちゃ嬉しいのが入っていた。イッタラやアラビアなどの食器は日本でも有名だが、フィンランドではどんな家庭にも必ずある。食器をセットで揃えるのが一般的なので、人が遊びにくる時などはバラバラの食器を出すことはあまりない。ぼくもフィンランド食器に憧れがあって、アラビアをセットで集めたいとずっと思っていた。
去年の夏に久しぶりにフィンランドに帰り、リサイクルショップで一目惚れしたのがアラビアのuutua(ウートゥア)シリーズ。見た目からすぐ年代が分かる、少しごっつい70's感がたまらない。値段が安くて状態の良いものを見つけたので、お皿やコップを日本にいくつか持って帰った。母が同じシリーズのシュガーポットを見つけて送ってくれた。砂糖入れにするのは少し勿体無い気もするので、まだ使い方に迷っているが、部屋にあるだけでワクワクしちゃう。ありがとー!

uutuaシリーズ


Aku Ankka(ドナルドダック)コミック

置き場所迷い中。

日本にはない、ドナルドダックのコミック。アメリカよりも、ヨーロッパで流行っているイメージがある。小さい頃に朝ごはんやおやつなどを食べながら読んでいたのが懐かしい。フィンランドの子供の大半は、このコミックのお陰で文字をすらすら読めるようになると言われている。キャラクターのバックグラウンドの話があったり、レアなキャラクターも登場するので、フィンランド人はドナルドダックやミッキーマウス当たりにやたら詳しい人が多い。日本のディズニー好きからしたら、かなりマニアックな内容になっているかもしれない。そして、このコミックは少し古い言い回しなど、味のある面白いフィンランド語を使うので、大人が読んでも楽しめるのが特徴。今度もう少し詳しく書くのもありなので、一旦この辺にしておこう。



今回はただの荷物の紹介だったが、一般的な仕送りとは少し違うものが入っていたと思う。たまにフィンランドへ日本のものを送ることもあるが、このご時世になってからは中々難しくなった。フィンランドからの郵便は問題なく届くのに、日本からは船便でしか送れないなど到着まで時間がかかってしまう。

こうして、日常でフィンランドを感じられる瞬間がとてもありがたい。感謝感謝。

では、 
もろ!

クー🌙

今週のリアルフィンランド語 
etanaposti えたなぽすてぃ
= スネールメール(郵便)etana=カタツムリ
*こちらで紹介するフィンランド語は日常で使う方言又はスラングになりますので、いわゆる正確な書き言葉でない場合もあります。



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