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車中泊の原点はぬくもり好きにあったのかもしれない

暑くなってきたのでそろそろクーラーをつけて寝る。

私は高校生になるころまでクーラーのない家に住んでいた。
夜中に暑くて目を覚まし扇風機の風向きのことで妹とけんかをしていたことを思い出す。
それでも今よりは全然暑くない時代だった。

人の気配を感じながら寝るのが好きだ。川の字大好き。子供が生まれてからもずっと子供たちと布団で寝ていた。

窮屈さ < ぬくもり

因みにおとちゃんはベットで一人で寝るのが好き。
布団は好きな場所に持ち運べるのがいい。

結婚する時に持参した敷布団を打ち直したらこんなのついてきた

ほぼ毎年大みそかの夜は夕方までにおせち料理を作り終え、夕食にてんぷらを揚げ、年越し蕎麦を茹でて家族でいただく。
そうしたらその年の私の仕事は終わり。リビングに布団を敷き、紅白歌合戦を観る。

特に子供たちに手がかかっていたころ、共働きの私たちが唯一ゆっくり歌番組を観られたのはこの時だけだった。

だから、私にとっては殆どの曲が新曲だった。
そして寝かしつけなくてもいつの間にか子供たちは眠っていた。

車旅行が好きなのも、働いておりいつも忙しかった私が車中という閉ざされた空間で家事からも解放され、家族と至近距離で濃厚な時間を取れることを好んでいたからなのだと思う。
勿論、狭い空間なので口論したりもしたがそれも楽しかった。
ラブ&バイオレンス

それが今の車中泊にも繋がっている。

ある車中泊旅の一泊目の睡眠スコア
車中泊、することないので早寝早起き
二泊目の睡眠スコア
普通に良いスコア、普段と変わらない

子供たちが大きくなってからは私の布団好きは部屋作りにも影響を与えた。
ベットがないので勉強机を1つ個室に置いた。個室で勉強したい人はそこを使う。
あくまでもフリースペース。なので子供部屋はなかった。

それぞれが寝たいところに布団を敷いて寝る生活は今春子供たちが家を出るまで続いた。
ケチな家族なので、夏はクーラーをつける部屋に4人が集まって寝た。
寒くなったら、やっぱりなんとなく近づいて寝た。

今春からおとちゃんと二人生活になった。昨夜布団をおとちゃんのベットの横に持ち込んでクーラーをつけて眠った。朝起きたらおとちゃんはリビングのソファーで寝ていた。

夫婦二人生活うける。仲良くしようぜぃ。


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