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【映画】『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』鑑賞。

こんにちは☀️
先日、ご実家が二代に渡って飲食店を経営されている
友人の高柳さんと話す中なで、
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』という映画をお勧めしてもらい、早速観てみました🎬✨

◆あらすじ/感想

ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、
メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、
突然店を辞めてしまう。
次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、
絶品のキューバサンドイッチと出逢う。
その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。
譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、
マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

2014年アメリカ映画/スコープサイズ/本篇上映時間:1時間55分/原題:CHEF /字幕翻訳:牧野琴子
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

引用:https://chef-movie.jp/

仕事一筋の主人公のカール。
美しい元妻と現代のデジタルツール・SNSを使いこなす息子。
離婚の背景は多く語られてないものの、
きっとカールにとっては家族のことよりも仕事の優先順位が高く、
そこが結婚生活との両立にはつながらなかったのでしょう。

料理人として自身の腕前、メニュー・作品に誇りを持ちながらも、
レストランには経営するオーナー(経営者)が存在し、
いかに厨房の中では自由と言われていても、
最終的に売上を重視したオーナー(経営者)の意見には抗うことはできず、解雇。

それでも、大好きな料理の道を行き、
ある意味でプライドを横に置き、フードトラックという新しいスタートを切る決断は最高に応援したくなる瞬間でした。

一人でやっていく前提の中で
前妻との間の息子と前職での相棒の存在。

幼い息子に
“お客さんに提供する料理”の心得を伝えながら、
自分自身も料理人としての原点に立ち戻りながら、
いく先々での人との関係も大切にしていたように感じます。

デジタルを使いこなす息子とは異なり、
SNSに関してはさっぱりなカールですが、
そこは”わかる人に学ぶ”という姿勢があり、
息子に教わる姿はやはり成功する人は謙虚に学ぶ方だと思いました。

◆キューバサンドイッチ

さて、
映画の中のまさにメイン商品である『キューバサンド』とはなにか?
その名の通り、キューバ発祥のサンドイッチで、
キューバからの移民がフロリダに持ち込み広まったと言われている、
バケットを使ったホットサンドのことです。

主なレシピとして
パンはキューバンブレッドというバケットパン。
そこにマスタード、ローストポーク、ハム、チーズ、ピクルスを挟み、
サンドイッチプレスでプレスして焼いて提供。
パンの表面にバターを塗って焼くため、
まわりがカリカリッとした食感が醍醐味の一つといえます。

サンドイッチに挟むローストポークは
「モホローストポーク」というものが主流で、
柑橘果汁を使ったマリネ液に豚肉をつけ込んで焼いたものを使うそうです。

思わず食べたくなってしまうような、
食べてる時の表情や音が本当に美味しそうでした。
これが低予算で作られた映画だとは思えませんでしたが、
素晴らしい作品だと思います。

私自身も事業を立ち上げていく過程の中で、
初心を忘れず、そして目の前の人・お客様を大切にし、
喜ばれる経営をしていくこと大事にします。


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