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「経歴がきれい」とい言葉にモヤっとした話

こんにちは。Piisuke(ぴーすけ)です。
今日は、思わずモヤっとしたことについてお話させてください。

人事の仕事をしている立場、「履歴書」を目にする機会が多いです。
履歴書って、人生が凝縮されているようにも感じるし、でもたった一枚で
人生を表せるほど簡単な人生の人っていないよな、とも思いながら
いつも見てしまいます。

ある日、中途採用を担当している先輩からこんな言葉が聞こえてきました。
「この人、スキル・経験も求めているのに近いし”経歴もきれい”」と。

・・・。経歴がきれい?
その先輩としては、転職経験も少なく1社に勤めている期間が長いことを
「経歴がきれい」と言っていました。
心の中で、ずっとその言葉がこだまされています。
どうしても拭いきれないモヤモヤ。
では、反対に考えると、転職回数が多い人は「経歴が汚い」ってこと?
もちろん先輩はそんなことは言っていないですし、そういった風にも
思っていないと思います。

でも、やはり転職の回数だけで人となりを判断することに
どうしても違和感を感じざる負えないのです。
一社の経験が長いことも・短いことも、その裏にはその人なりの考えや経験
行動があったはずです。
だからこそ、多くの履歴書を目にする私たちは経歴だけを見て主観を反映するのではなく、その裏にある本人の価値観に目を向ける意識をつけなければと、先輩の言葉からもキャリアコンサルタントの資格を採ったからこそも
思うのです。

理想論かもしれませんが、その思いを紐解ける、目を向けられるキャリアコンサルタントでありたいと改めて決意させられました。

何に対しても、当たり前に提出を求めれる履歴書や職務経歴書。
そういったものを提出せずに、まっさらな状態で話を聞く面接なんかがあってもおもしろですよね。

ただ私自身、履歴書や職務経歴書を書くことは好きです。笑
とくに職務経歴書って、定期的に書き直すことで自分の成長や
目指すべき場所に対して何が今の自分にスキル・経験として
足りていないのか知れるきっかけになります。

ある意味、セルフブランディング。
いかに自分を売り込むかを考えると、理想と現実のギャップに気づけたりします。

少し、話はそれてしまいましたが、
自分の心のモヤっとを深堀したことでも、キャリアコンサルタントとして
大事にしたいことに気づけた気がします。

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