見出し画像

親の前だけで取り繕っても、子どもから全てを聞いている

こんにちは、ぴぐです。

少し前に「〇〇ガチャ」という言葉が流行りましたよね。

あまり好きな言葉ではありませんが、あえて使わせてもらうならば、今回「先生ガチャ」に外れたなと感じています。

息子の通う高校

高1の息子が通う高校は、私立高校。

遠方のため、中学の友だちも1人もおらず、右も左もわからない状態からのスタートでした。

専門的なことを学びたいと希望した息子が、選んだ高校です。


いざ入学し、担任の先生が発表されました。

担任の先生は、これから息子が1番勉強するであろう教科が専門。

ハキハキした印象の先生で、私は正直ホッとしました。

常にキレている先生

私にとって、元気いっぱいといった印象の担任の先生。

てっきり楽しく授業を受けているものだと思っていたところ、先日、息子から衝撃の事実を聞かされました。

「担任、やばいよ。いっつもキレてる。ちょっと問題の答え間違ったら、バカだのアホだのの罵声がすごい。みんな、わからないっていえないよ」


先生も人間。

導火線が長い人もいれば、短い人もいるのは理解できます。

ただ、いくら指導する立場だとはいえ、生徒を侮辱するような言葉は絶対にNG なはず。

先生にとっては、何年も何十年も同じことを教えているかもしれませんが、目の前で習っている生徒は、はじめて聞いたこと。

せっかく希望を持って入学した子どもたちが、リラックスした状態で学べないのは、不憫でなりません。

息子は意外と冷静

息子から話を聞いて、悶々としていたのは私だけ。

当の本人である息子は、割とケロッとしていました。

「担任、哀れだよね。人生でキレてる時間の方が長いとか。もっと楽しめばいいのにね」

私も、息子の冷静さが欲しい……。

高校生男子、割となんでも話してくれる

息子の担任の先生、親である私たちへの対応は神なんです。

気が利くし、低姿勢だし。

いくら親にだけ神対応でも、子どもから聞いているんですよね。

実情を。

高校生男子は、親に何も話さないとでも思っているのでしょうか。

最後に

先生と生徒が完全に対等だという気はありませんが、わからない側、弱い側に寄り添ってくれる優しさが欲しいと感じています。

子どもたちが成長していく中で、指導者が注意したり叱ったりすることは重要。

ただ、自分の機嫌で怒ったり嫌味をいったりするのは、子どもの心に蓋をしてしまう行為です。

今回、息子からの話を聞いて、私自身身が引き締まる思いでした。

子どもはいろいろと考えて、大人の姿をみているものですね。


息子の話の中で1つ救いだったのは、高校には優しい先生やおもしろい先生もたくさんいるということ。

ネガティブな点にだけ目を向けるのではなく、楽しいことをみつけていってほしいと思っています。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?