見出し画像

愛用する旅グッズ

旅の楽しみの一つといえば、頼りになる旅道具を持って出発すること。気に入ったものはずっと使い、そうして幾つかの旅を共にするうちに、見知らぬ宿のベッドの上に広げた鞄の中身を見るだけでなんだか自分の部屋のようで安心したりする。

他の方の旅道具についての記事を読むのが好きで、自分でも書いてみたくなり、ここに第一弾でございます。



超軽量ダッフルバッグ


こちらはいつも旅を共にしており、使いすぎたためか穴があいてしまった(そして縫った)。

SEA TO SUMMITというブランドのもの。
容量は約40リットルで、重さは80グラムのみ。

個人的には都会などの荷物が少なくて済むところや、アウトドアの予定があまりない時であれば、1週間程度行けるサイズ感である。重くなると持ち手の部分が、手に食い込むのでスカーフやタオルなど巻いてあげると手に優しいかもしれない。

ただ、重くなりそうな時はやはりバックバックやスーツケースの方が楽だと思う。サブバックとして持っておき、帰り荷物が増えた時などに使えるのも便利だ。生地が薄いので、くしゃくしゃっと気兼ねなく丸めて、バッグの中にポンっと入れておくことができる。きちんと畳めば手のひらサイズまで小さくなり、備え付けの小さな袋に入るはずなのだが、一度開いた私には元に戻すのは無理だった。。

公式HPではもう見当たらなかったが、同ブランドの他の商品は健在

こちらを知ったきっかけは、ニュージーランド在住で、旅をしながらノマドライフを送る四角大輔さんのブログだった。そちらのブログでは、こだわりの軽量・防水グッズが詳しく紹介されており、私はいつも楽しくスクロールする。

四角さんは、釣り・キャンプ・山歩きもお好きなので、アウトドアギアに目がない方、軽量・防水というワードに弱い方は楽しめそう。

ちなみにSEA TO SUMMITでは他にも色々な商品があり、私はノルウェーの空港で見つけた洗濯干し用の紐も購入したことがある。こちらはアウトドア用に、木と木の間に固定できる仕組みになっているほか、小さな留め具が付いており、洗濯物が落ちない用に挟むことができる優れものだ。

バレエのウォームアップ服


軽量かつ洗濯してもクイックドライ、そしてなんといっても暖かい。
バレエの練習だけでなく、飛行機の長時間移動、家の中、スーパーへの買い物、時にパジャマ代わりとあらゆる場面で活躍している。

レペットというブランドのもの。
ゆとりのあるサイズ感で、上下ともに中に重ね着もできるのも好きな理由だ。

お気に入りのポイントは、丈が長く作られているので、かかとまで覆うことができてとにかく暖かい。

こんな風にかかとがすっぽり

10年メモ


こちらは重い。物理的な重みだけではなく時の経過の重みが増えていく。旅に持っていくにはあまり適さないのだが、現在はこちらに旅日誌をつけており、ふーむと思いながらも必ず連れていく。見開きの左半分は10年分の短い日記を書いており、右半分を旅日誌に使っている。旅日誌はボリュームが大きくページ数を使うので、別のノートにスイッチする時も近そうだ。次はどんなノートになるだろうか。そうなればこちらは家に置いて、10年日記として使い続けたい。

10年メモのウェブサイトはこちら


読書本


一人旅をしていると、カフェに入って誰かと話すというわけでもないので、ゆっくり過ごすためにも本があると嬉しい。スマホをはじめデジタルの画面は日常で十分すぎるほど見ているので、旅先ではせめて少しデジタルデトックスしたいものだ。

飛行機の中や電車の待ち時間、寝る前のちょっとした時間がちょうど良い読書時間となり、ビーチや公園でのんびりするときも鞄の中に本を入れておきたい。

日本の文庫本サイズは、海外ではまず見ないコンパクトさで旅にも良い。どの本を持っていこうか、イメージから旅の雰囲気に合いそうな本を一冊選んだり。見知らぬ街で読む本の世界観は、普段の自分の家よりも何か色濃かったり、よりミステリアスに感じたり、深く浸れるものがあるかもしれない。

バッグハンガー


これは本当にちょっとしたものだが、日常でちょっとカフェに行く時でも重宝している。テーブルにかける鞄用の小さなハンガーで、100均で買うことができる。日本の飲食店ではよく荷物を入れるカゴが用意されていたりするが、海外ではそういったものがない。荷物を椅子にかけるより、セキュリティーの面などから目の前に置いておきたいので、バックハンガーがあるとちょっと便利だ。なくてもいいっちゃいいのだが、テーブルの下にコンパクトにおさまる感じが好きで、私はこのアイテムを考えた人はすごい!と使う度思っている。

日本では、飲食店のカゴの例のほかにも、トイレのドアにコートやバッグをかけるフックがほぼ毎回、時には複数付いていたり、トイレの手を洗う場所や駅の券売機のカウンターに傘をかけられる工夫がされていることがあったりと。あらためてこうしたちょっとした気づきや工夫のアイディアに驚くことが多い。私はこういった暮らしのちょこっと工夫において日本の人々のアイディアの数やクリエイティブさは類を見ないように思う。なんでも便利な物を作るが良いという消費社会的な単純な話ではないとしても、人々のアイディアの数々は他の世界にはないものがあると思う。

こちらは幅の厚めのテーブルでも大丈夫だった!


普段の日常でも使っているアイテムばかりじゃないかと、最後に気づいた記事の終わりでした。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


もしよければ、ギリシャ、サントリーニ島への旅についてこちらに綴っていますので、訪れていただけますと更に嬉しいです。


この記事が参加している募集

#旅の準備

6,475件