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武藤雄樹選手との3つの思い出

武藤雄樹選手の浦和レッズからの移籍が発表されました。

浦和レッズの選手にはみんな思い入れがあるのですが、
そんな中でも武藤選手は思い入れのある選手の一人でした。

2015年のレッズフェスタ

毎年開催されていた浦和レッズのファン感謝デー、レッズフェスタ。
サッカーを始めた息子をはじめて連れて行ったのが2015年。
新入団選手のサイン会が行なわれ、武藤選手も名を連ねていました。

この年のサイン会は並んだ順に希望選手の整理券を手にできる仕組みで、人気順に整理券がなくなっていきました。
整理券が真っ先になくなった3選手をよく覚えています。

将来性に期待の高木俊幸選手
大宮から移籍のズラタン選手
実績充分の石原直樹選手

そう、武藤選手は人気の高い選手=期待の高い選手ではなかったのです。

息子が手に入れた整理券は武藤選手と橋本和選手。
「高木のサインがよかった」と悔しがっていたのをよく覚えています。
この当時は小学校の低学年生だった息子の感想は正直でした。

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そんな武藤選手、サインだけでなく記念撮影もしてくれました。
息子がはじめて一緒に写真を撮ったサッカー選手が武藤選手でした。
武藤選手のファンになった瞬間でした。
その時の写真には、武藤選手の最高の笑顔が写っています。

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シーズン開幕後、石原選手の怪我で巡ってきたチャンスをものにし、
あれよあれよとレギュラーに、そしてレッズになくてはならない選手へ駆け上がっていきました。
翌年にレッズのエースナンバー"9"を身につけたことがその証拠です。

2016年7月の埼スタ

翌年、幸運なことに息子がレッズの選手と手をつないで入場できることになりました。
その時に手をつないだのが、なんと武藤選手でした。
武藤選手は息子に「どの選手が好きなの?」と聞いてくれたらしく、
緊張していたという息子の回答は「槙野選手の髪型!」
後にいた李忠成選手とともに笑いに包まれたそうです。試合直前なのに。
その時のテレビ画面には息子と手をつなぎながら笑顔で入場する武藤選手がその後ろで同じく笑顔の李選手とともに映っていました。

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2018年9月の大原サッカー場

さらに2年後、朝日新聞ので小学生がレッズの選手を取材するイベントに参加できることになりました。練習風景をグラウンド脇から撮影でき、息子が撮影したのが武藤選手のキックフォーム。あまりの美しさにあらためて驚きました。

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その終了後、サブグラウンドにはお子さんとサッカー遊びをする武藤選手の姿が。そんな時に息子がサインが欲しく声をかけてしまいました。
ファンサービスタイムでもない、しかも家族で遊んでいる時に声をかけてしまいましたが、そんな時にも笑顔でユニフォームにサインを書いてくれた武藤選手。家族サービスの時に声をかけてしまい、本当にごめんなさい。

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息子がレッズのサポーターになったとほぼ同時期にレッズに入団した武藤選手、どんな時も笑顔で対応してくれる姿が息子の成長ととともに目に焼き付いています。その息子、サッカーが大好きなまま中学生になりFWとしてプレーしています。今では武藤選手をお手本にチームのために走るFWを目指しています。

息子だけでなく、武藤選手のおかげでサッカー好きになった、よりサッカーが好きになった子どもはものすごく多いとのではないでしょうか。

柏レイソルへの移籍、しかも完全移籍は残念すぎますが、
これからはレイソルサポーターの子どもたちをよりサッカー好きにしてくれると思います。

そういえば、息子が手をつないで入場したのは柏レイソル戦でした。

また埼スタで会える日を楽しみにしています。
ありがとうございました。

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