しゃくじょー

自由気ままに文章書いてます

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詩| 今日も頑張ったね

帰りはどうだってよかった 濡れたら それこそ気持ちが良くて 手なんか広げちゃって 家に帰るまでが遠足 だなんて 小さい声で呟いて 追ってくる風に煽られて さぁ 家路へと急ごう 無機質だけどそこは安心して眠れる場所 優しくバスタオルを広げてくれる人はいないけど それは濡れた自分を包んでくれるもの 音なんか無い部屋で 軽く鼻歌なんか歌っちゃって 濡れた靴は自分が頑張った証 『お風呂が沸きました』 軽快な音楽が知らせてくるそれに 少しだけ安堵の顔を見せて お疲れさま

    • 詩| 君の往く道に祈りを

      真新しい服に袖を通して 明日への希望に期待を抱いた君を見送った どうか 光が君の味方であるように どうか 心に影を落としてしまわないように 胸の奥で 見えもしない神様に祈りを捧げる どうか 光の強さに立ち向かえる君であるように どうか  君の姿はこれまでにないほど勇ましく 晴れ晴れとした顔で進む君を 私はこれまで以上に誇らしく思った ここから進む君の道が たとえ雑草に覆われて ぬかるみで足をとられたとしても 君なら 君なら真っ直ぐにいける、と 脇目も振らず 純

      • 詩| また明日

        大きく息を吸って ひじをあげて 「また明日」 ここで待ち合わせしよう 泣き顔でも 腫れた目でもいいから 『明日』も会おう 辛くなってしんどくなって どうしようもなくなったら思い出して  君と『明日』を迎えたいやつがここにいるってさ 君の隣に居る権利が欲しいだけ 泣いてる君を黙って抱き寄せる権利が欲しいだけ だから、ね 『また明日』 また明日も会おうよ 君の向かう『明日』の先に居させてほしいんだ ほんとは君の『糧』になりたいけど ただ もう無理だってなったときに 思い

        • 詩| 情念

          聴かせるように 伝えた文字を 崩れた心で 受け止めて 君に触れたい 心に触れたい どんなに悲しく叫んでも 守れないなら意味がないのだと 淡い色に心を染めて 知らない道が目前に迫っても 手をとりあい いけると信じた 純粋な眼のままで 騒がしい声は 聞こえないふりして 責め立てるように未来を迎えた ほんのちいさな希望でも 残らない明日なら意味がない まだ道の途中 帰り途など何処にもない 突き進むだけ 嘲笑いながら 不器用なステップで。

        詩| 今日も頑張ったね

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        • 26本
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        記事

          短い詩| 君の一歩を待ってる

          短い詩| 君の一歩を待ってる

          短い詩| 翳る愛

          短い詩| 翳る愛

          短い詩| 憧れ

          短い詩| 憧れ

          詩| さようなら

          あれは9月のこと。 ひどく晴れた日のこと。 君を狭い箱に閉じ込めて 燃えさかる炎に投げ入れた 疑問に対する答えを聞けないまま 塵になる君 悲しみや憎しみの感情に果てはあるのかと 陽気な音楽を背景に 答えのないそれを ただずっと考えていた あれは9月のこと。 まっさらな青に翻弄された日のこと。 なんでもない一日のこと。

          詩| さようなら

          詩| 君が「生きろ」と言うから

          気絶するように眠ったら きっと色のある夢を見て 幸せな気持ちでいられるんだろうな 枕に染み込んだ涙が 見てた夢の内容を示している 何もかも失ったつもりで ここのところ喪失感に支配されていたけれど いつだって 何かを求めたら 何かを失くすことは ……わかってたはずなのにね 一筋の光が差し込んだら 立ち上がる準備をして 光に焼かれたら 倒れ込むことはできないね 爛れた背中が治るまで 立ち向かって進むしかないんだ 君が光だって 君が希望だって 思い込んでいいから 弱さを隠

          詩| 君が「生きろ」と言うから

          詩| また、ひとつ。

          季節が変わるたびに 君が遠くなっていく またひとつ遠くなっていく またひとつ君のことを忘れていく 声を 笑顔を 温もりを 君の影すら 君をまた 君をまたひとつ 少しずつ、 少しずつ。 願いを祈りを吐き捨てるように 少しずつ。 君が居た春と 君が居ない春を 桜の花びらを千切るように 色が失くなっていく さらさら、ときえていく またひとつ、きみをわすれてしまう また、ひとつ このしゅんかんにも また、ひとつ。

          詩| また、ひとつ。

          詩| さようなら 愛しい人

          さようなら 愛しい人 さようなら 偽善者 言葉だけ欲しかったわけじゃないの 気持ちが欲しかった さようなら 大切な貴方 さようなら 想い出 あなたの傍にいて「幸せ」だと感じたのは ああ 私だけだったのね

          詩| さようなら 愛しい人

          詩| 一縷の・・・

          吐き出されるその煙を掴みたいと思った 男の顔は もう知らない顔だった 煙は一つの線のように それはか細く まるでこの先をあらわしているようで。 男は火のついた煙草をそのままアスファルトに置いた 赤い火に目を奪われる 「行こうか」 どこへ?と訊ねる前に 男の手が重なる 「二人しかいない場所へ」 そんな場所など存在するのだろうか 微かに震えた男の手が一層強く握りしめてくる 影がのびる 二つに重なる影を追いかけるように歩いた 帰りの切符は破いて捨てた 男の顔は

          詩| 一縷の・・・

          ↓こちらはお借りした写真です 『つぶやき』に載せる写真は自分で撮ってたんだけど…めんどくさくなって、お借りしてしまった 今日は配信聴きながら牛すじを煮込むだけの一日だったな🤣 先日1キロ買ったのだよ( ̄∀ ̄)フフフ さ!お好み焼きつくろーっと 今週は牛すじカレーもつくろーっと

          ↓こちらはお借りした写真です 『つぶやき』に載せる写真は自分で撮ってたんだけど…めんどくさくなって、お借りしてしまった 今日は配信聴きながら牛すじを煮込むだけの一日だったな🤣 先日1キロ買ったのだよ( ̄∀ ̄)フフフ さ!お好み焼きつくろーっと 今週は牛すじカレーもつくろーっと

          詩| 最後の愛に触れて。

          終わりを始めるために 君を愛するよ 未完成な僕らの 欠けたピースを集めるように 目を合わせて リズムに乗って 指を絡ませて 重なる瞬間に 君と始める 愛のカタチ 振り返っておいで 君の進んできた道を。 『これから』を 『ここから』始めよう 終わりを始めるために 君と愛に落ちて モノクロの世界に色をつけよう 君との『これから』を始めるための。 終わりの始まりを見つめてる 静かにそっと 愛に触れて。

          詩| 最後の愛に触れて。

          詩| 秘匿

          飾り立てた空が 一瞬にして消える時 閉じた瞼の裏を 一瞬で白に染めあげる 遠い果てに記憶を置き去りにしたまま 明日もきっと歩けるとごまかすように そっと 意識を手放した 罵声を浴びたあの日の痛みを いまだ忘れられずに 逃げたくて逃げたくて 割れた硝子といっしょに 真っ赤な箱に閉じ込めた 遠い場所で 声が聞こえる 自由になる日はどこにもない 抗って抗ってどこまで行けるんだろう 忘れられない記憶の手帳を携えたままで 飾り立てた空が 牙をむくように 閉じた瞼の裏で 張り裂け

          愛だの恋だの哲学的なものを熟慮すると途端にahoになる

          以前に、友人たちとおしゃべりした際に 「恋愛の詩はもう書けない」 って話をした もういまさら、って感じだし(既婚者だったり子供がいたり) なんかクサイ言葉で塗り固めるのもなぁと思いながら 先日、詩を書いてみた。 そう、恋愛の詩だ! 異論は認めない、あれは恋愛の詩だ!! と力強く、自分へ説得を試みた ちょい不安になって読み返してみる 「・・ん?なんだ、この詩・・恋愛・・れんあい・・?」 ってなった レンアイ・・・。 20代のころを思い出してみた 遠距離時代の、飛

          愛だの恋だの哲学的なものを熟慮すると途端にahoになる