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詩| 今日も頑張ったね

帰りはどうだってよかった

濡れたら それこそ気持ちが良くて
手なんか広げちゃって

家に帰るまでが遠足 だなんて
小さい声で呟いて

追ってくる風に煽られて
さぁ 家路へと急ごう
無機質だけどそこは安心して眠れる場所

優しくバスタオルを広げてくれる人はいないけど
それは濡れた自分を包んでくれるもの

音なんか無い部屋で
軽く鼻歌なんか歌っちゃって
濡れた靴は自分が頑張った証

『お風呂が沸きました』
軽快な音楽が知らせてくるそれに
少しだけ安堵の顔を見せて

お疲れさま
君は今日も頑張ったよ

お疲れさま
君が今日頑張ったことは
みんなが見てたよ

お疲れさま
雨の音を聞きながら
さぁ ゆっくりおやすみ

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