見出し画像

浅い話

4人くらい(あるいはそれ以上)でご飯に行ったりすると、つい話がツマラナイと思ってしまうことがある。特に自分以外同じ環境で(例えば他のメンバーが同じ大学で、自分だけ違うとか)過ごしていたりするときは、なかなかしんどい。

内輪で盛り上がる話題にはついていけないし、自分の知らないアイドルとかマンガとかアニメとかの話をされるのはなかなか......。

「このアイドルが可愛い」とか言われても、「そうですねぇ......。(沈黙)」みたいな返答しかしようがない。すごくない?とかヤバくない?とか、いったいどう返したらいいのか。この共感の余地がない話にも、もっとリアクションをとるのはありだとは思うが、何しろ興味がないので努力する気になれない。

こういった浅い会話が続くと、なんて浅い奴らなんだなと心の中でため息をついていた。

確かに中には、浅い奴もいるとは思う。

けど、そうじゃなかった。

たいていは、人間性が浅いのではなくて、関係性が浅いのだ。自分の中に語りたいことがあっても、誰しもに語れるわけではない。だから、表面をなめるような浅い話で間を持たせるのかも知れない。そういえば、自分自身も突っ込んだ質問や自分の意見を言おうとしていなかった。

このことに気づけなかったことには、とても反省している。うまくいかないことを他人のせいにするのは往々にしてあるが、また同じ過ちを繰り返していた。

私は必要以上に人間に興味があるのだと思う。深い話、つまりは相手の人間性や考え方が見える話がしたいのだ。ならば、まずは関係性を築かねばならない。

まずはサシで飲みに行こうと思う。(ノンアルコール)

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,685件

お金を払っても読みたいという方は、サポートお願いします。