100日後に死ぬGAFAMのぼくの友達がジャングルを破壊した理由
21日目。
ぼくには太った女友達がいて、その巨体から主将というあだ名で親しまれている。
一昨年、主将はなかなか彼氏ができないので、憂さ晴らしにひとりでバリに旅行に行った。
ひとりでバリで何するの?と聞いたら、バギーに乗ってジャングルを爆走するツアーに参加するという。
ぼくはバリのジャングルの野生動物たちを哀れに思った。
平穏に生活していたら突然、バギーに乗った大きな人間の女がうひょーーーーーぅwwwとか叫んで爆速で迫ってきたりしたらトラウマ確定だ。
ぼくがジャングルのサルだったら、恐怖のあまり家を捨て、別のジャングルに逃亡するかもしれない。この女はジャングルの環境破壊をしにいくのかな?と思った。
環境破壊を終えて帰ってきた主将は、右ふくらはぎに包帯を巻いていた。
爆走を終えバギーから降りようとしたところ、あつあつのエンジンに脚が触れて火傷をしたらしい。
彼氏ができないからってバリのサルにトラウマ級の恐怖体験を与えた挙句、傷物になって帰ってくるってこの女はなにがしたかったんだろうと思った。
そんな主将だが、その後めでたく彼氏ができ、今年ゴールインした。おめでとう。
続く
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