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映画で旅するフィンランド 世界遺産の街Rauma【オンネリとアンネリのおうち①】

フィンランドのこども向け映画「オンネリとアンネリのおうち」をはじめて観たのは2018年のトーキョーノーザンライツフェスティバルでした。
パステルカラーのかわいらしい街で、二人で住む家があるといいね…と夢を語り合うオンネリとアンネリ。
エンドロールでふとロケ地らしき市街の「Loviisa」という名前を目にして、いつかこの街に行ってみたい…と思って調べたところ、ヘルシンキからバスで4時間近くかかり短い旅の中ではちょっと行きづらい。
それなら、古い街並が世界遺産になっているフィンランド西側のラウマに行ってみよう、と2018年はヘルシンキ・トゥルク・ラウマを巡る旅をしたのでした。

まずはヘルシンキから高速バスでトゥルクへ。フィンランドで3番目に大きい都市なのでここに宿泊し、日帰りでラウマへ。トゥルクからラウマは1時間半。バスターミナルに到着し、人のほとんどいない中をしばらく歩くと中心地らしきエリアに到着。どんよりと曇った天気と人の少なさのせいで世界遺産なんて信じられない…。
しかしかわいらしい木造の家が建ち並ぶ路地を歩いていると、映画の中にいるようなおもちゃの街にいるような、人の少なさがかえって現実ではない場所にいる感覚にさせてくれました。

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↑ まるでオンネリとアンネリのおうちのような幼稚園。

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↑ 広場のようなところだけど誰もいない…。

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↑ かわいいおうちは住人がいて、市とともにこの家を大切に修繕しているのだとか。住んでみたい…。

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↑ 街のはずれには川も流れて、ますます映画の中にいるよう。

静かなかわいい街ラウマ、次回もその様子をつづります。


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