フィンランドのクリスマスのお菓子「Joulutorttu」のレシピ
フィンランドでは、クリスマスに「Joulutorttu ヨウルトルットゥ」と呼ばれる星の型のお菓子を家庭で作るのが習慣なのだそう。パイ生地の真ん中に、ドライプルーンで作ったフィリング(スーパーマーケットには専用のジャムも売っています!)を乗せて焼いたサクサクのパイ菓子。見た目もクリスマスにぴったりの可愛らしい形です。
材料(10〜12個分)
バター 120g
小麦粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ1
サワークリーム または 水切りヨーグルト 100g
打ち粉用小麦粉 適量
<フィリング>
ドライプルーン(種なし) 200g
お湯 適量
準備
・バターは1㎝角に切り、冷蔵庫で冷やしておく
・水切りヨーグルトを作る
→フィルターペーパーを敷いたコーヒードリッパー、またはキッチンペーパーをザルに敷いたものでプレーンヨーグルトの水をしっかり切る。
(市販のギリシャヨーグルトを使用してもよいです)
1.ボウルに小麦粉、ベーキングパウダーを入れ軽く混ぜ合わせる。冷やしておいたバターを入れて粉の中でつぶしながらそぼろ状にする。(フードプロセッサーにかけると簡単にできます)
2.サワークリームまたは水切りヨーグルトを加えて練らないように混ぜ合わせる。バターの粒が完全に混ざらなくてもよい。
3.まな板などに打ち粉を振り、生地をその上に取り出す。めん棒で厚さ1cmぐらいに伸ばし、両端から三つ折りにする。これを5回程繰り返す。生地がべたつく場合は打ち粉を振ってください。
4.ラップに包んで冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
5.プルーンのフィリングを作る。小さい鍋にお湯を沸かし、ドライプルーンを入れて5分程煮る。プルーンをフードプロセッサーまたはすり鉢などに入れ、煮汁を大さじ2程加えてピュレ状にする。
6.寝かせておいた生地をまな板などに取り出す。厚さ2mmに伸ばし、包丁で8cm角の正方形に切り分ける。伸ばした生地の端は切り落としたほうがきれいに仕上がります。
この辺りでオーブンを220℃に予熱し始める。
7.正方形の角から真ん中近くまで切り込みを入れる。片方の角を真ん中に持っていき、軽く押してくっつける。4つの角を真ん中に付け星型にする。
天板に並べて生地の真ん中にプルーンフィリングを小さじ山盛り1程乗せる。
8.予熱しておいたオーブンで10〜12分程焼く。
焼けたらケーキクーラーに取り出して冷ます。 食べる前に粉糖を振ってもよいです。
少ない材料で作る折り込みパイのお菓子です。湿気を吸いやすいので早めに食べてください。
6.で切り落とした端の生地は小さく切ってきび砂糖を振って焼くと美味しいです。
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