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はじまりの美術館「き・てん・き・てん」展で感じたこと〜ケントの懐かしい日々〜

こんばんは!
三春町のシェアハウス“古民家”で暮らすケントです。


7月7日(日)
同じシェアハウスに住む眞秀(まほろ)さんと
郡山市の“昭和レトロ“なシェアハウスで暮らすトモコさんと
3人で猪苗代町までドライブした

眞秀さんとトモコさんは町内の神社に参拝
僕は「はじまりの美術館」で開催されている
「き・てん・き・てん」展を見に行くためだ

「はじまりの美術館」は
猪苗代駅前の通りと県道7号線の交差点近くにある
古い酒蔵をリノベーションして建てられた美術館だ

運営するのは、主に知的障がいを持つ人を
支援する社会福祉法人安積愛育園

今回の企画展にも多数のアール・ブリュットが展示されていた

窓際に飾られた作品は青木尊さんの一連の作品

赤と黄色
原色が印象的な作品
童心に返ったような気分になった

三井啓吾さんの作品「ふうせん」
同じく三井啓吾さんの作品「ふうせん」

独特の色合いとタッチ
心地よさを感じたけれど
それをどう表現したらいいのか
僕にはわからない

田湯加那子さんの一連の作品
奥に見えるのは関口光太郎さんの作品「手品師」
新聞紙とガムテープで作られている
北海道・福島・京都などで採取した19種類の土で描かれた
佐藤香さんの「北で生きてきた」

佐藤さんは主に土・炭・植物など身近な素材を画材として使い
「土地と人間の繋がり、生命の循環や再生」をテーマに
現地の素材やそこに暮らす人の話・歴史を題材に、制作しているという

大地に秘められた時の積み重ね(歴史)
佐藤さんの作品からそんなエネルギーを感じた
(作者の意図とは違うかもしれないけれど)

縄文土器が好きな眞秀さんは
「火焔式土器」に通じるものを感じたと言っていた

佐藤さんの作品に使われている土も展示されていた
北海道・福島・京都など19種類の土が使われている

作品を見て、感じたことは色々あるが
作品を見て、何を感じるかは人それぞれだし
アートに詳しくない僕が評論家ぶって語るのは
おこがましい上に、無粋だと思う

あえて言葉にするのなら
心の奥底に眠る何かを呼び覚ますような
パワー、エネルギーを感じた

「これを表現しなくてはならない」という
止むに止まれぬ思いを感じた

僕には
「どうしても、これを表現したい」という
心の奥底から湧き上がる思いがない

僕の表現とはなんだろう?
アーティストたちからパワーをもらうと共に
そんなことも考えてしまった

◆三春町のシェアハウスで暮らすケントのプロフィール

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