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バイアス

市議会だよりがポストインされた。

一般質問と答弁について簡潔にまとめられている頁がある。

先日の傍聴の際は1時間を超えるやり取りになった部分が1/3ページの一段に収められており、要約が見事だと感じた。

議場でやり取りを終始聞いていたので、なおさら。

一方、傍聴していない質問については、その1時間以上に及ぶやりとりを一段の中から感じ取らないとならない。

当然、文字になっていない文脈を補完することばの数々は知る由がない。

そうなると、この「要約」の中から温度を感じ取ってゆくことになる。

今回の市議会だよりに限らず、世のメディアの多くは膨大情報を要約することをその仕事の一部としている。

要約する上ではある程度の方向性が必要になる。情報の取捨選択、論の立て方、立場。

これらをバイアスというならば、メディアである以上はバイアスがかかっているものと認知して、情報に相対するべきだと。

情報リテラシの領域で子どもに当たり前のように語ることだが改めて自覚もしたい。

また、情報の受け取り方としてバイアスなしというのも難しい。

自分の前提に対しても自覚的でいたい。

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