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企業名GALLUSYS(ガルシス)の由来

こんにちは!

写真SNSアプリ‐ピクティア-の橋本です。

アプリが無事にリリースを迎え、少しづつ落ち着きを取り戻して来ました。まだまだ多くの方に楽しんで頂けるようにアップデートして行きますので、引き続きよろしくお願いします。

さて、今日は久しぶりに開発ストーリーをご紹介しようと思います。

◆改めてピクティアとは


コメントやリプライ等、言語コミュニケーションの無い写真SNSです。フォロワーの人数や、影響力のある人の投稿ではなく、写真そのものの価値を共有、評価(いいね)が出来ます。

また定点撮影を得意とし、異なる時間帯・日付・季節の同じ写真が簡単に撮影出来ます。写真を通し時間の移ろいを楽しんで頂けます。

この2つのメイン機能で、ユーザーの皆さんに【時間の流れを感じられる、本当に価値ある写真の世界に没頭して頂きたい】と思っています。

写真SNSアプリ<pictier-ピクティア->の名前の由来については以前ご紹介させて頂きました。今回はアプリではなく、企業名の由来をご紹介します。

◆株式会社GALLUSYS(ガルシス)の名前の由来

ピクティアは株式会社GALLUSYS(ガルシス)が運営しています。

スタートアップ企業関連の話題で、企業を育てる役割として『インキュベーター(卵を温め孵化させるもの)』や『アクセラレーター(アクセルペダルの別称。加速させるもの)』という言葉を聞きます。設立間もない企業を支える人たちです。

私たちは、卵を孵化したり成長を加速させるのではなく、社会に卵を生む存在になりたいと考え、ニワトリを意味する【gallus】と、仕組み【system】を合わせた造語GALLUSYSを企業名にしました。

◆社会に卵を生みだす仕組み【例:コンビニの店員さん】

もともとは写真SNSアプリとは異なる、人事系のサービスを構想していました。働く人が今よりも気軽に、起業や起業に関わらず収入等を上げる事が出来るシステムの開発です。

例えば、皆さんの身近に働く人として、コンビニの店員さんを例にしましょう。どのコンビニもだいたい似た時給で求人を出しており、働いている方々も似た時給と予想されます。(コンビニに限らず、人が違っても職種や場所によりお給料が決まる事は多いですよね。)

基本的にコンビニ店員さんとのやり取りは、お会計をしてもらうだけなのでどの店員さんでも同じ接客を受けているように感じます。しかし時々、少ないやり取りの中でも、ホスピタリティが高く感動する接客を受ける事ありませんか?

それは特別なストーリーがあったり、笑顔や挨拶が素敵だった、急いでいた時にスムーズに対応してくれた等、些細な事もあります。

そんなサービスを受けた際に『あの店員さんがとても良く対応してくれ、嬉しかった』と、お礼の気持ちをスマホ上でトークン(証拠やしるし)として送るシステムを構想していました。このトークンには換金性があります。

もともと同じ時給・仕事内容で働いていたが、多くのトークンをもらう店員さんがいれば、仕事で得るお金が変わります。そうする事で優秀な店員さんは多くの資金を獲得し事業に興味があれば起業したり、コンビニの店員さんとして年収1000万円以上の収入を得る事が可能な社会にしたいと思っていました。

たくさんシフトに入ってくれる、長く勤めリーダーとしてスタッフをまとめている等、当たり前ですが『雇用する側のメリット』により昇給があります。私たちは雇用主の評価だけでなく、『現代社会の人事制度では評価されにくい、社会に価値を提供している人』の利益になる仕組みを提供したいと考えていたのです。

◆なぜ写真SNSを始めたのか

諸事情があり、上記の人事サービスには現在着手していません。しかし『本当に価値のあるものに改めて気づき、それを世の中に仕組み化して発信する』という軸は変わりません。現在は文字や投稿者の情報に影響されない、写真本来の価値を提供できるサービスを目指しています。

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◆おまけ

以前から日本でもチップのような、気持ちを気軽に価値あるもので表す習慣があるといいな。と思う事がありました。

市場の魚屋さんの前で、スマホを排水溝の中に落としてしまった事がありました。すぐさま店員さんが重い金網を外し、拾ってくださっただけでなく、除菌のウェットティッシュで拭いて笑顔で私に渡してくれました。

私はただただ重い荷物を両手に持ちながら、その手際の良さとお客でもない私へのとっても親切な対応に、頭を下げるばかりでした。本来であればそこでお魚の1枚でも買えればよかったのですが、業務用のお魚屋さんでしょうか、調理方法が思いつかない貝や、大きな魚、キロ単位で売られている冷凍蟹が目に入り、私は店員さんにお礼を伝える事しか出来ませんでした。

しかし今考えると、その場で魚を買っていたら、きっとあの店員さんは喜んで下さるけれども、店員さんとしての正当な評価として対価を得る事は出来ないですよね。お店の売り上げになります。それはお菓子を贈ったとしても同じです。

私もお取引先からお礼としてお菓子を頂く事があります。とてもうれしく、数日間のストレスも吹き飛び、仕事のやりがいに改めて気が付きます。しかし、業績は変わらないし給料も変わらないです。(もちろん、お菓子を頂くだけの信頼関係と築けるとして周囲からの評価は変わります。しかし査定の項目には業績に直結する数字しかないのです。)

お礼の品を選んで渡す行為は、相手にしっかりとお礼の気持ちを伝える大切な事だと思います。ただ、お礼の気持ちを伝える選択肢に『お金に近いような価値や利便性があるモノ』を気軽に渡す事が出来るといいなと思っていました。正当な評価として店員さんに換金性があるお礼を渡したかったなぁ。と悔やまれます。あの時に前述した人事サービスがあれば良かったのに、、、と、あの時の気持ちを思い出しました。

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