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(―――展)/あいか

皆さんこんにちは、PICTEの中の人、柚子胡椒です。

今回は昨年の8月に共同展「―――展」を開催されたあいかさんのインタビューをお送りします。
フィルムカメラを駆使し、見る人の隣にそっと寄り添うような写真。
そんな彼女の写真に対する想いに迫りました。



「まず、あなたにとって写真を撮る事とは?」


「記憶を残す。写真は個性の塊で、自分が良いと思った事を思い出したりする為の媒体。自分がどんな瞬間に心を動かされたかがすぐに思い出せるのは写真という媒体の特権。」

記憶を残す、時間も空気も人も色も全てを。
写真には不思議な力がある。
曖昧になってしまう記憶のなかで、その時の事を鮮明に思い出す、人が記憶を引き出す為の媒体。残す為の媒体。

「普段どんな活動をしていますか?」


「ふらふらしながらスナップを撮ってる人です笑」
「ご自身を写真家だと思いますか?」
「思わないですねぇ。」


思うままに気の向くままに、写真に対して構えすぎず、でもこだわりを持って写真を撮っているこの方を僕は心底かっこいいと感じる。


「少し不思議な展示名ですが、由来はありますか?」


「共同開催の人達の写真を縛りたくなかった、囚われたくなかったから無題展にしました。」

―――展、無題の展示とされるその展示は文字通り、無題で自由。共同の参加者達が真っ白のキャンパスに思い思いの色をのせていくかのような展示だった。
カフェ開催という事もあり、日常に写真が溶け込むかのような様子であった。
写真とは本来誰にも囚われる事なく、好きなものを好きに撮るもの。風景に、生活に、そして心の傍に寄り添うような写真。

「実際に展示をしてみてどうでしたか?」


「SNS映えする写真と、印刷して映える写真の違いを撮影する段階から意識するようになりました。」

紙の色の表し方と電子画面の色の表し方は異なる。
「色の三原色」「光の三原色」
色を作る際に、色を作る方法が赤・緑・青の光を差し引く方法なのか、赤・緑・青の光を足す方法なのかの違いの事である。
この違いが、写真を印刷する楽しさや醍醐味の1つでもある。
これから写真展や個展を開催してみようと思う方は
まずはPICTEを活用して、写真を印刷する、展示するという楽しさに触れてみてはどうだろう。

現在募集中の企画はこちらから↓


「PICTEの企画や、PICTEに対しての印象を教えてください。」


「フレッシュでとてもエネルギッシュな団体だと思います。展示を通して写真を印刷する事をもっと身近なものにできそう。」

「写真展をもっと身近に」PICTEのモットーである。
写真展がもっと身近になるということは、写真を印刷することはもっと身近になるのではないだろうか。
好きな写真を紙で飾る文化。その昔は当たり前だった文化がまた広がっていく事を願う。

PICTEについて詳しく知りたい方はこちらを↓


【写真提供:あいか】
1995年、3月15日生まれ
2022年8月に共同展、「―――展」を開催。
Instagram、各種展示、PICTE企画などで活躍中。

あいかさんのInstagram / goodwinps
https://instagram.com/goodwimps?igshid=YmMyMTA2M2Y=

【記事作成:柚子胡椒】
PICTEプランナー。
「未完成芸術人生」を主題に、写真愛好家として活動中。
https://instagram.com/ouka_5cm?igshid=YmMyMTA2M2Y=


<PICTEとは>
-写真展をもっと身近に-を
コンセプトに活動するプロジェクトです。

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