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どうすれば子どもへの暴力を辞められるか


子どもへの暴力については、以前からどうしても書きたいと思っていました。

まぁ!信じられない!
子どもに暴力をふるうなんて!

という人もいるかもしれません。
それが真っ当な考え方なので、その場合は私のことを軽蔑してください。
そして、この記事をそっと閉じてもらって大丈夫です。

でもなかにはいるんじゃないでしょうか?
私のように子どもを叩いてしまう人が

実際に、私の母も父も私のことをガチで殴っていました。

そして、私も子どもを殴る親になってしまいました。

娘を産んだ当初、夫は朝の9時から夜の2時まで仕事にでていてイライラすると娘を叩いていました。

ご飯を綺麗に食べれないとか、溢してしまったとかそういうことで殴っていました。

殴ってしまうと、ずっと殴り続けてしまい、なかなか辞めることはできませんでした。

だからといって、娘が嫌いな訳ではなく機嫌が良いときは娘と遊び、大好きだよと声をかけていて、心から愛していました。

息子を出産し、里帰りから家に戻ってきてしばらく経ったことです。

相変わらずワンオペ育児は続いていました。

息子と娘、私とでご飯を食べていた時、息子が食べ物を床に溢してしまいました。

私が息子を怒ると、娘はぽつんとこう言いました。

なんで弟を殴らないの?

このときまだ娘は2歳でした。

私はこの発言にゾッとし、今までのことを強く後悔しました。
そして、息子には手を出さないけれど娘のことを殴ってしまう自分に気付きました。

そう言えば…母は弟達は殴らなかった。

そんなことも思い出しました。

そして心に決めました。

もう絶対に娘を殴らない

しかし、今までも殴ってきた自分が一体どうやって殴るのを辞めればいいんだろう?

ここからは、私が娘に暴力をふるわないようにするためにしたことを書いていきます。

もしも、今子どもを叩いてしまう自分が嫌な人がいた是非読んでほしいです。

子どもへの暴力は必ず辞められます。



私が子どもへの暴力を止めようと思って、一番最初にしたことは

夫に相談することでした

幸いなことに、子どもに怒りをぶつけるということはしない人でした。

夫でなくても「子どもを叩くことが悪いと感じていて、叩いてしまう人を責めない人」なら、友人でも誰でも大丈夫です。

まずは心を開いて相談する相手をみつけることが大事です

そして、ありがたいことに夫は私を責めませんでした。
「どうすれば娘に暴力をふるわないようになるか」話し合うことができました。

しかしまぁ、アドバイスはあまり参考にはなりませんでした。

「叩く前に、ぐっと我慢してみたら?」と言われましたが、

できないから困っているんだけどなぁ…とそのときは感じました。

しかし、暴力をふるってしまう自分をカミングアウトできたことで気持ちが楽になりました。

そして、いろいろと考えて私は一番重要な答えをだすことができました。

子どもに暴力をふるわないようにするために、一番効果的だったのは


娘に今まで叩いてしまったことを謝り、もう絶対に叩かないと約束すること

でした。

プライドを捨てて謝り、もう二度としないと子どもと同じ立場にたつことから始めました。

そもそも、暴力をふるう人間というのは

相手のことを見下しているということがわかったからです。

私は娘に今までのことを侘びてぎゅっと抱きしめました。

お母さん、今まであなたのことを叩いてごめんね。
もう絶対にあなたを叩かないよ

娘も私も泣いていたのを覚えています。

しかし、たったこれだけのことでしたが

私は娘をめったに叩かなくなりました。

めったにって…最初に言っていたことと違うと思われた方もいるでしょう。

こう宣言したあとも、何回か手を上げてしまいました。

車の座席を靴で汚されて、バシッと叩いてしまい「お母さん叩かないで!」と、娘を泣かしてしまったこともあります。

そしてそういうときは必ず

夫に「また殴ってしまった」と報告し相談しました。

娘に謝ってから、怒っても叩かないようになり、そして衝動的に叩くこともなくなりました。

今現在、娘を叩くことはなくなりました

また、このことがきっかけではないですが、夫の転職を機にワンオペ育児は解消されていきました。


まだまだ、頭ごなしに怒ってしまうことがありますが

娘を叩かなくなって本当によかったと感じます


子どもを殴らないようにするためには
1.誰かに相談する
2.子どもに謝る
3.その後も手を上げてしまったらその度に強く反省する

これができれば、子どもに暴力をふるうことはなくなります。

インターネットで「子ども 叩かないように するためには」と検索してもなかなか答えはでてきませんでした。

でも私の場合は、この方法で暴力を止められたのです。

褒められた経験ではありませんし、もしかしたらこれを公表することできっと誰かに軽蔑されるでしょう。

でも
自分の欠点やトラウマを、次の世代に引き継いではいけない

そう考え
このような記事をあえて書いてみました。

どうか叩いてしまう親が少しでも減りますように

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