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クリエイティブ

今日はいつもの落書き、そしてプラスちょっと長文です。😅

先日、ムーミンコミックス展に行ってきました。
ムーミン(キャラクター)が好きというよりは、作品が出来上がるプロセスやカット割、下書きやメモなどなど完成までの裏側にとっても興味があります。

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表に出ている完成作品はもちろん素敵なのですが、裏側にも完成品に匹敵するくらいの(感動的な)ストーリーがあったりするので、それを知るのも作品展に行く目的の一つです。
そして展示会ならではの体験をするのも楽しみです。


ムーミンはフィンランドの作家トーベヤンソンの作品で、途中弟のラルスも参加し共同制作した作品です。小説や絵本、漫画もあります。
1950年代の作品を中心に、鉛筆で描かれた下描きやびっしりのメモが展示されていて、隣には完成品もあり、どう変化したのかがわかります。
年代が進むと、下描きというよりはほぼ完成品のような綺麗に清書された絵が並んでいました。
エリアの最後にはグッズもたくさん販売されていましたよ。



今回は裏側好きの私には少し物足りない内容でしたが、過去には、ディズニーアート展、ピクサー展、ピーナッツ&チャールズ・M・シュルツ展(今は常設のスヌーピーミュージアムあり)なども楽しみました。
中でも記憶に残っているものを紹介したいと思います。

■ディズニーアート展
【バンビ】
動物アニメーションで有名作品のバンビですが、アニメーターたちは動物の動きをリアルに描くことを求められました。(ウォルトはかなりのこだわり屋さんです)
作品が公開されてからも動物の表現に満足していなかったウォルトは、動物画家を招いて美術クラスを開講したり、スタジオ内では2頭の鹿を飼い、アニメータ達は実際の動きをみてスケッチをし作画の参考にしました。

実際に鹿を飼ってしまうこだわりようはすごいですね。鹿の周りをアニメータがぐるりと囲みスケッチしている様子が写真で紹介されています。


■ピクサー展
【アートスケープ】
この展示会用に作られたマルチメディアインスタレーションで、自分が作品の中に入り込んだような体験をすることができます。オリジナルの画はピサーのクリエイターたちがパステル、木炭、グアッシュなどの画材で作成しています。

画ももちろん音響の凄さも合わさって、アートとテクノロジーが融合したこの世界観はさすがだなぁと思いました。
芸術はテクノロジーの限界に挑み、テクノロジーは芸術にひらめきを与えるジョン・ラセター(ピクサークリエイティブオフィサー)の言葉です。
大人も子供もみんなが楽しめる素敵な体験でした。


改めてオフィシャル本を引っ張り出してきて眺めています。楽しさと学びとキャラクターの可愛さに魅了されますねぇ。

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そんなクリエイティブな場面に感化され、今までたくさん模写もしました。アレンジしたり、カラー配色を考えたり、私なりの楽しい落描きタイムです。







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