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エッセイ | 文法とは頭の中にあるもの

 語学するときには、単語を覚えることと文法を理解することが欠かせない。

 こういう話をすると、「学校で文法を勉強する前から日本語を話すことができていたよ」とか「学校で学ぶ『五段活用』なんて覚えてなくても話せるし」みたいなことを言う人がいる。


 文法というものが先にあって言葉があるのではなく、言葉が先にあって文法がある。

 不磨の大典の文法書が言語が支配しているのではない。言語が文法に先立つ。実際に使われている言語を観察して、そこに規則性があればそれを文法という、基本的には。

 だが、最終的には、言語を使いつづける中で感じる違和感が正しい言葉遣いかどうかを判定する基準になる。

 そういう違和感を言語化していくプロセスが文法を作っていくのだとも思う。

 


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